そろそろ買い!? 折りたたんだままで何でもできる「motorola razr 50」

■カメラは画質にも使い勝手にも満足必至

外側カメラは、メイン(5000万画素/F値1.7)+超広角(1300万画素/F値2.2)。メインカメラは4つの画素を1つの大きな画素として使う「クアッドピクセル」に対応し、光学式手ぶれ補正にも対応しています。超広角カメラはマクロ撮影も可能で、2.5cmまで近寄って撮影できます。

▲広角+超広角のデュアルカメラは閉じた状態でも使える

撮影画質は明るく、ナチュラルな色調で、ほとんどの人が満足すること必至。夜景も低ノイズで、クリアな画質で写りました。

▲超広角(0.5倍)で撮影

▲広角(1倍)で撮影

▲2倍は光学ズーム相当のきれいな画質で写る

▲デジタルズームは最大10倍

▲料理も美味しそうな色で写った

▲夜景を撮影した画質も良好

折りたたんだ状態で外側カメラで自撮りができることも大きなメリット。モトローラ独自のジェスチャー機能で、本体を持って2回捻るように動かすだけでカメラを起動できます。外側ディスプレイで撮影モードの選択ができ、「フォトブース」という新機能も起動できます。これは、プリクラのように表情を変えて4カットを連写できる機能。それぞれの写真に加えて、4枚を並べた組み写真も保存されます。

▲このように卓上に置いて、自由なアングルで自撮りができる

▲カメラ目線にするためにアニメを表示することもできる

▲4枚連続で撮影する「フォトブース」も楽しめる

半分まで開いた状態で、横向きにして「動画」モードにすると、自動で「カムコーダーモード」がオンになります。これは、ビデオカメラに近い操作感で動画を撮れるモードで、ディスプレイの左半分にプレビュー、右半分にタッチパネルが表示。タッチパネルをなぞってズーム操作ができます。

▲ビデオカメラのように片手で構えて、スムーズにズーム操作ができる

さらに、動画撮影時にはAIを用いた「アダプト型手ぶれ補正」と「水平ロック」を利用可能。「アダプト型手ブレ補正」は主要被写体の動きを予測して、主要被写体がフレームの中央にくるように補正される機能。「水平ロック」は撮影中にスマホの向きを変えても、水平が維持するように補正される機能。動き回るペットを撮影する際に役立つように感じました。

▲AIを用いた2つの動画補正機能は、どちらもシンプルに効果を実感できた

なお、内側ディスプレイの上部にも3200万画素(F値2.4)のカメラが搭載されていて、クアッドピクセルに対応しています。ただし、自撮りは外側カメラで行えるので、内側カメラは主にビデオ通話のためのものと考えていいでしょう。

 

【次ページ】独自の生成AIを搭載。Googleの「Gemini」アプリもプリイン

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