■シンプルな見た目なのに信じられないくらい収納力バツグン！
さて、ミニマルなデザインってことは、肝心の収納性はそうでもないんじゃないの？ って思っちゃいますよね？ これ、買ってみてわかったんですけど、内側に4つもポケットが付いているんですよ。しかもそのどれもが使いやすい。適当にポケット数増やしたわけじゃなく、ユーザーの使い勝手を真に考えて作られているんだなと感心しました。
▲ガバッと開けるとこんな感じ。大きいサイズのモノもザッと入れられます
▲片方の側面には開放型のポケットが2つ。ここにはスマホやペンなどサッと取り出したいものを入れるのにピッタリ。その後ろにはファスナー付きポケットが
▲こちらのファスナー付きポケットはバッグ最下部まで深さがあります
▲反対側にもファスナー付きポケットが。こちらにはキークリップも付いているため、家のカギや財布等を入れるのにうってつけ
▲バッグ底部の片側にはドリンクホルダーも装備
▲約13インチのPCを縦入れしても超余裕。15インチくらいまでは問題なさそうなサイズ感です
▲同じPCを横向きにして入れてもこれだけまだ余裕があります
今見てきた通り、とにかく収納性が高く、荷物の整理整頓もしやすく使い勝手◎。公式での容量は21リットルですが、それ以上に入りそう。サイズはH41×W36×D23cm。
▲Tシャツ、デニム、トラベルポーチ、財布、サングラス、ノート、ペンケース、コンデジがスッポリ収まりました
普段、仕事や休日の外出時に活躍することは間違いありませんが、ちょっとした旅行にもちょうど良さそうだなと思いました。実際、1泊2日分の荷物（上写真）を入れてみたのですが、まだまだ余裕でした。
■ディテールはやはりブランドのこだわりを感じる
最後にディテールを見ていきましょう。アウトドアバッグから本格ミリタリーバッグまで多くの銘品を生み出し続けてきたブランドだけに、細部まで余念がありません。潔いまでに黒1色の中に浮かぶ、オレンジのブランドロゴが光ります。
ショルダーストラップのアジャスターもスチール感と言いますか、どこかミリタリーな印象を醸し出していてクールです。
▲滑らかなYKK製のファスナー。引き手は長めに設計されているため扱いやすい
個人的に地味に良いなと思ったのがメイン収納口のスナップボタン。左右（写真では向かって上下）で凸凹（ゲンコとバネ）が互い違いになっているため、簡単にパカパカ開きません。
手に取りやすい価格で収納力もバツグン、デザインもシンプルで着こなしを選ばない…。言語化すると結構最強のバッグな気がしてきました。1点、個人的にもっとこうだったら良いなと思ったのが、ショルダー部分。幅があるので重さが分散されやすくはなっているものの、クッションが欲しかったなと。そこだけかも。いや、それだけしか欠点ないってスゴいし。
日々の通勤や休日は、これからこの相棒と共に出かけようと思います。バッグ迷子の方の、参考になれば幸いです！
＜取材・文／手柴太一（&GP）＞
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