愛用のスマートウォッチを着けて5年ぶりのフルマラソン!やっぱりメリットいっぱいでした

■スマートウォッチを見ると心拍数が赤字に!

いよいよ大会当日。

暑さ、ブランク、練習不足と不安要素しかないけれど、「無理をしない!フルマラソンを楽しむ!」という目標を忘れずにスタンバイ。

基本の画面は、上は「心拍数」、中左は「走行ペース」、右は「走行距離」、下は「タイム」に設定。画面外側のメーターと心拍数の色がリンクしているので、心拍数の状態が一目でわかる仕様になっています。

そしてついにスタート。

天気は晴れ。風もあり、東京に比べると涼しいもののやっぱり暑い。

北海道マラソンは、札幌中心部の大通公園をスタート&ゴール地点として、北海道大学キャンパスのイチョウ並木やすすきなど札幌の主要観光スポットを堪能できるコースになっています。

▲すすきの交差点のシンボル的存在「ニッカウヰスキー」の大看板

ちょっと観光気分に浸りつつも走りは順調。

ちなみにスクリーンタッチで操作ができるので、走行中もストレスなく画面を切り替えられます。大きめの画面は走りながらでも操作しやすくありがたい!

アドレナリンが出ているからか、スタート付近は普段の練習よりも快調に走れるもの。ただ、走りながら撮影をしていたせいか、ちょっといつもよりしんどいなと思って心拍数をチェックしてみると、なんと極限状態の表示。

▲ゲージの矢印が極限状態を示す赤い場所に。連動するように心拍数の数字も赤く表示されます

ここで少しペースを落とすことにしました。

今回、久々にマラソン大会に出てみて気付いたのが、マラソンは個人競技だと思っていたけれど、実は団体競技なのかもってこと。もちろん「なんで走ってんだろ?」みたいな自分との戦いではあるのですが、周りで同じように頑張っている人がいると、ひとりじゃないんだなって思えたりしてモチベーションが上がります。

▲もう暑すぎて水を頭から被り続けた結果、周りの人に比べてびっくりするぐらいひとりだけびしょ濡れ(笑)

▲沿道で待機していてくれた友人と再会してハイタッチ

ちなみに、もうゴール間近みたいな表情をしていますが、まだ16kmぐらい…。実はこの時、すでに足は攣る寸前。ですが、ハイタッチをすると不思議と痛みが和らぐんです。大人になったら、がんばれー!って直接応援されることってあまりありませんよね? 分かりやすく直接応援してもらえるのもフルマラソンの醍醐味です。

公式のエイドステーションではボランティアの方々が、暑い中サポートしてくれます。また、一般の方も沿道で声援をくれたり、地元の学生がブラスバンドで演奏してくれたり、ボランティアで補給物資をくれたりして本当に感謝しかありません。

▲沿道でいただいた氷が入ったビニール袋。冷たくて生き返る

水やミニトマトなど頂いたりもしましたが、個人的に効き目があって印象に残っているのが、コーラと麺つゆ。想像以上に体力が回復しました。

結局、足は攣ってしまったものの、沿道の応援やエイドのおかげで歩いたり走ったりを繰り返してなんとか25km地点に設置されたランナーサポートエリアに到着。

バナナやどら焼き、炭酸水、タブレットのほか、冬に貯蔵した雪が配られていました。この真夏に雪に触れられるのも北海道マラソンならでは。

なんとか折り返し地点を通り過ぎたあたりの北海道ならではの風景。この後も、足が攣ってしまい、歩いて走っての繰り返しでなんとか35kmのチェックポイントまで行けましたが、結局間に合わず、完走はできませんでした。

 

【次ページ】これはランナーの必需品かも!

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