■最早ご飯が見えない! 衝撃的ビジュアルの「うな重 マウンテン」852g!
目の前にやってきたのは、重箱からドーンとはみ出た鰻計4切れ(おそらく鰻2匹分)! まずは計測です。15×12cm、高さ7cmの重箱に、ご飯大盛りで総重量は852g(器の重さを除く)。高さは一番高いところで約10cm。ご飯を大盛りにしたけれど、鰻とのバランスから考えたら、ご飯が倍の量あってもいい気がする!
普段は丼に鰻1切れくらいで味わっている身としては、なんかもぉ、鰻とご飯の比率がすごいことになっていて、テンションがアガる~!
早速一口! 香ばしくて身がふわっふわ。皮まで美味しい! ほんのり甘辛なタレでご飯が進む! 普段ならご飯2口に対し鰻1口ですが、今回はご飯1口に鰻1~2口の贅沢食い。うわ〜、幸せだ〜。
「うちは関西風の直火焼きで仕上げているので外はパリパリ、中はふんわりとした焼き上がりになっています」と話すのは、大将の野口瑛太さん。皮の食感が違うなと感じたのは関西風だから?
「鰻自体は愛知県のうなぎ問屋から、その日おすすめの新鮮なものを直送で仕入れていて、タレは岐阜県の名店から受け継いだ秘伝のタレ。じっくりと火を入れて継ぎ足すことで、旨みとコクを出しているんですよ」
なるほど〜。関西風でタレは岐阜の名店、仕入れは愛知県。確かに、関東風の蒲焼とは違う。パリッとしている! ちなみにご飯を大盛りにすると?「約450gになります」。ということは、鰻は約400g!
そもそも、「マウンテン」が生まれたきっかけは?
「大人の夢を叶えたい、という思いから生まれました。この店がオープンしたのは昨年11月末なのですが、今年3月ぐらいに誕生したメニューなんです」
どうやって食べるのがおすすめ?
「鰻を一度蓋に移してから食べるといいですよ。ただ、関西風の焼き方は箸で切れるほどの柔らかさが魅力。だから、思いきりかぶりついて、口いっぱいに鰻をかき込んで満喫するのもアリですね」
序盤はそのまま、そして中盤からは卓上にある2種類の山椒をかけて。カリッとふわっと香ばしい鰻は、ほぼ噛まずに食べられるほど柔らかい。口の中が旨みですごいことになったらお吸い物で一息。鰻2匹分もあるのに、思ったよりスイスイ食べられるのに衝撃です。
これ、最初はビールやお酒のアテにうなぎだけで味わって、〆にご飯と一緒に味わう、という粋な楽しみ方もできそうです。
「夜は一品料理もあるので他の料理も楽しみつつ、お酒と鰻を楽しんでいただきたいですね」と大将。次回は夜、一品料理も味わいつつ、お酒も楽しみつつ、もちろん「マウンテン」もゆったり味わいたいと思います!
「日本橋 鰻 躻(うつけ)」
住所:東京都中央区日本橋横山町1-4
TEL:03-3527-3938
営業時間:11:30〜15:00、17:00〜22:00
定休日:なし
<取材・文/いしざわりかこ 撮影/小嶋 裕>
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