しかしながら、使いづらいと感じる点もいくつかありました。まず、ケースの重量がかなりあります。装着時の重量を測ってみると「286g」。iPhone 7自体が138gなので、大体iPhone2台を持つ感じ。男性でもかなり重いと感じるでしょう。
続いて、気になったのが、そのままイヤホンが使えないということ。Lightningプラグのイヤホンをバッテリーケースの充電口に挿しても使えません。
正直、この辺りの設計はすこし甘いかな、と思いました。
■バッテリーケースは何を選ぶべきか
Apple公式のiPhone 7向け「Smart Battery Case」は1万1664円。容量は非公開ですが、ヘビーユーザーでも丸1日は充電要らずで余裕で活用できるます。デザインもスリムです。
一方、Rhidon製iPhone 7向けバッテリーケースは4999円。容量は6800mAhで2~3日は充電要らずで使えるでしょう。旅行時などに便利です。ただし、ところどころの設計が甘かったり、かなり重くなるというデメリットがあります。
なお、どちらもピンとこないという場合には、もう少し待って別メーカーがiPhone 7向けのケースを発表するのを待つのも一つの手かもしれません。個人的にはイヤホンジャックが付いていて、iPhone 7でも有線ヘッドホンが使えるバッテリーケースが出てくると面白いだろうなと妄想しております。
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(文/井上 晃)
スマートフォン関連の記事を中心に、スマートウォッチ、ウエアラブルデバイス、ロボットなど、多岐にわたる記事を雑誌やWebメディアへ寄稿。雑誌・ムックの編集にも携わる。モットーは「実際に触った・見た人だけが分かる情報を伝える」こと。編集プロダクション「ゴーズ」所属。