カツの厚みが尋常じゃない! とんかつ 丸七 月島店の限定メニュー「焼きカツ丼 極厚」がすごかった!

■未だかつて見た事のない厚み! 「焼きカツ丼 極厚」総重量1316g!

▲「焼きカツ丼 極厚」(4000円、ご飯大盛り100円)。何、この厚さ。人生で見たカツ丼の中でもダントツの塊感&立体感。衝撃的です

注文して数分後、目の前にやってきたのは、「え? これ、何?」と思ってしまうほどの衝撃の厚みのカツ。厚みが、というか、ほぼ四角い塊。「カツってこんなに四角かったっけ?」と衝撃が収まりません! しばし呆然としてしまいましたが、気を取り直してまずは計測です。

どんぶりの直径は15.5cmで、総重量は1316g(器の重さを除く)。カツだけで約10×17cm、厚み約7cm。公式ではロース肉が600gで、それに残り700gくらいがタマゴとご飯と衣? 味噌汁や水などを考えれば、約1.5kgが胃袋に入ることになりそうです。

▲重さは1316g。ちなみにどんぶりのサイズは一般的なサイズ。ご飯を大盛りにしたのでこのボリュームに

計測を終えたところで早速一口! 食べてみると、しっとりしてる。肉が油っぽくない。

「うちは『焼きカツ丼』なので、あらかじめ豚肉を低温調理してから揚げているんです。ちなみに、焼きカツ丼の“焼き”は玉子焼きの“焼き”で、玉子焼きカツ丼を略しています」と、話すのは統括マネージャーの長部良美さん。

▲高さは約12cm。カツの厚みは一番高いところで約7cm。すばらしすぎる!

「大体4〜5kgの肉を丸ごと1日かけて、じっくりギリギリのラインまでゆっくり火を入れて低温調理をしています。なので分厚くても中までしっかり火が入っているんです。そして、タマゴでとじないため、衣のサクサク感もちゃんと楽しめます」

とりあえず一口目は何も考えずそのままカツにかぶりついたけど、これ、どうやって食べればいいの?

「まずはフタにいくつか移動して、タマゴとご飯を箸ですくえるようにして味わうお客さんが多いですね。卓上には硫黄の岩塩や茎わさび、七味、カツ丼のタレなどが置いてありますので、それらをかけて味変を楽しんでいただければと」

▲一切れを持つと…お、重い! ずっしり! 断面を見ただけで、もぉ美味しいのがわかる!

なるほど~。ちなみに卓上には、ショウガのガリと塩昆布の漬物も置いてあります。これが絶妙な塩加減とカリカリ具合。これだけでもご飯がススム!

カツの旨みを存分に堪能したら、味噌汁や漬物で口の中をリセット。引き続き、カツのみならずご飯の甘みやタマゴのとろとろ感など、「焼きカツ丼」の名脇役達が織りなすさまざまな旨みを満喫しまくっていきます。

▲「月に1〜2回クーポンを配布したり、月島店限定メニューを不定期で出したりしています。お肉を存分に楽しんでください!」(統括マネージャー・長部良美さん)

ちなみに、「極厚」が生まれたきっかけは?

「元々は本店がやっていた裏メニューなのですが、月島店は他の店に比べてお店が小さいので、特別メニューを出そうということになったのがきっかけです。1日1食限定ですが、ほぼ毎日注文があります。中にはSNSで見た海外の観光客の方もいるんですよ」

予約は不可で先着順。食べたい場合は、開店と同時に来ないと、ですね。

ちなみに肉は国産豚のリブロース。そして赤だしのしじみの味噌汁はおかわりOK。肉の厚さで奇をてらっただけではない、こだわりたっぷりの「焼きカツ丼」です。

▲木を基調とした落ち着いた雰囲気の店内。一人でも入りやすい雰囲気

岩塩や七味など、味変を楽しみつつ食べ進めていましたが、やはり1.3kg超えの丼。次第にお腹がいっぱいに…。

「持ち帰りパックがあるので無理しないでくださいね」との声に甘えて、食べきれない分はテイクアウトに。持ち帰りできて良かった〜。

600gのボリュームだけど、甘みのある脂で食べやすく、しかも卓上にある調味料で味変も楽しい「焼きカツ丼 極厚」。

自分頑張った! みたいなご褒美ランチの時とか、これから気合い入れるぞ! とエナジーチャージをする時とかにぜひまた来たい。そして、もっともっとお腹を減らしてから食べに来たいと思います!

「とんかつ 丸七 月島店」
住所:東京都中央区月島1-19-1
TEL:03-6910-1203
営業時間:11:30〜15:30、16:30〜19:00(※完売次第終了)
定休日:火曜

>> 【連載】“デカ盛り”発見伝!

<取材・文/いしざわりかこ 撮影/橋本千尋>

 

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