■薄くてコンパクト。必要最低限の荷物をスマートに持ち運べるショルダーバッグ
ノースフェイスの「シャトル」といえば、爆発的な人気を誇るリュック「シャトルデイパック」が思い浮かびますが、本作もそのシャトルシリーズの一つとしてラインナップされています。
一見すると普通のショルダーバッグに見えますが、実は細部までこだわり抜かれたデザインです。
まず、素材には1050デニールのリサイクルコーデュラ バリスティックナイロンが一部使用されており、日常使いにおいてはほぼ無敵と言える耐久性を誇ります。
さて、中身に触れる前に、どうしても伝えたいポイントがあります。それがダブルファスナー仕様で、左右どちらからでも開閉できるという点です。さらに、引き手には耐摩耗性に優れたデュラブルファスナーが採用されており、開閉が非常にスムーズ。
個人的に、ファスナーの質はバッグの完成度に直結する要素だと感じているため、この点はさすがノースフェイスといったところ。
ということで、いよいよフロントポケットの中身を紹介します。そもそもこれほど薄いショルダーバッグにフロントポケットが付いていること自体中々珍しいような気がするのですが、開けるとさらなる驚きが。
ファスナー付きメッシュポケットに加えて、スマホを入れるのにちょうど良さそうなポケットが備わっているではありませんか! 一旦、メッシュポケットにはPC充電器を一式入れてますが、これはいろいろ使えそう。ファスナー付きで中身が整理できるのは、ポイントが高いですね。
■公式サイトでは「13インチまで」だけど…13.6インチの「Mac book Air」は入るor入らない?
いよいよメイン収納スペースの紹介です。写真では少し分かりにくいですが、手前側にはPCスリーブがあり、奥側には小分けポケットが2つ備わっています。
さて、気になるのは「PCが入るのか」という問題。公式サイトには「13インチまで対応のPCスリーブ」と記載されています。私のMacBook Airは13.6インチ…はい、アウト! 解散!
…いや、まだ希望はある。「〜まで」という表現には、経験上、多少の余裕があることが多いもの。ということで、試してみます!
ギリ入りました! いや、正確には入ったというより「入れた」という表現のほうが正しいですが、とりあえずはOK!
ファスナーを閉めると、流石に少し“板っぽさ”が気になるかもしれませんが、個人的にはさほど問題ではありませんでした。
なお、繰り返しにはなりますが、正しい使い方は「13インチまで」ですので、この点は自己責任でお願いします!
奥の仕分けポケットは、財布や名刺などを入れるのに便利そうです。必要な荷物をひとまとめにでき、整理して持ち運べるのは非常に助かります。
実際に背負ってみました。サイズはH25×W35×D5.5cmで、大きすぎず、小さすぎず、ちょうど良いサイズ感です。私は仕事用に購入しましたが、休日バッグとしてもガンガン使う予定です。
ベルトの長さを調節すれば、前抱えや肩掛けとして、スタイルやシーンに応じた使い分けができるのも地味に便利です。
こうして、新たに“仕事バッグ”の仲間入りを果たした「シャトルショルダーポーチ」。使い始めて気づいたこととして、必要な荷物をまとめて収納できるため、バッグインバッグとしても便利に活用できる点があります。
特に、「先に席をお取りください」と言われるようなカフェでは、「シャトルショルダーポーチ」をバッグからサッと取り出せば、貴重品はすべて手元に揃うので、焦らずにゆっくり注文に集中できます。皆さんもぜひ、さまざまな使い方を試してみてください!
>> ザ・ノース・フェイス
<文/若澤 創(&GP)>
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