■メニューよりも圧倒的にデカくてボリューミー! 「わさびのバラちらし」高さ約18cm!
待つこと数分、目の前にやってきたのは、高い! メニューのイラストよりも高さのある丼が! 興奮しつつ早速計測です。
直径13.5cmの丼に、高さは約18cm(受け皿を除く)、重さは891g(器の重さを除く)。お椀を含め、トータル約1kgのセットです。
載っているのは卵焼きにキュウリにサーモンにイクラにネギトロ? ゲソっぽいプチプチしたのも。
「今日の中身は、卵、キュウリ、ネギトロ、イクラ、白身のぶつ切り、サーモンとマグロの切り落としなどですね。通常5〜6種になります」と話すのは、社長の斎藤浩司さん。
あの〜、これ、どうやって食べるのがおすすめですか?
「スプーンを一緒にお出ししているので、具材を押しつぶしてザクッと行くか、下のお皿に移動して食べるのもアリです」
なるほど。このままだとボロボロこぼれること確実。トップを下の皿に一旦移動して食べ進めることにします。
「うちは寿司職人がやっている酒場で、職人の技術がしっかりしたちゃんと美味しいものが食べられる寿司酒場。シャリやお酢、醤油などはオリジナルブレンドだし、マグロも生の本マグロ。ランチは丼を中心に、美味しいものをお得に食べられるんだよ」
確かにこのボリュームで1400円(大盛りの100円含む)は良心的。一般的に、多種類載った海鮮丼は3000~5000円くらいするもんなぁ。かなりお得です。
そもそも、なぜこんなに高さのある丼を作ったんですか?
「メニューの中でひとつぐらい、目立つ商品を作りたいと思ったのがきっかけです。当店はコロナ禍真っ只中にオープンした店なので、せめて来てくれたお客様にお腹いっぱいになってほしい、喜んでもらいたいなと」
なるほど〜。そして作っているうちに、メニューのイラストよりどんどん大きくなっていった、ということですね。このままどんどん大きくなっていただきたい!
トータル約1kgの丼と汁物。おすすめの完食法を社長に聞くと「美味しいものは食える!」とニッコリ。「攻略なんてしなくていいんだよ。魚だし、美味しいものはちゃんと食べられるから」。納得です!
「ちなみにうちに来たら、自家製のツナサンドも食べてほしいなぁ。店で仕込んだツナがたっぷり入ったサンドイッチは絶品だからね。なので、ランチもいいけれど、夜もぜひ食べに来てほしいね」
それは食べたい!! 寿司職人が作る自家製ツナサンド、めちゃめちゃ興味あります!
気がつけば、ぺろっと完食していた「わさびのバラちらし(ご飯大盛り)」。サーモンやネギトロなどが美味しいのはもちろんですが、酢飯も程良く旨味と酸味があり、アクセントのきゅうりや大葉、卵などが絶妙なバランス。むしろ、ご飯大盛りにして正解!
次回はもうひとつの名物「山かけ丼」(1250円)か、夜に来てツナサンドや「伝統のびっくりネギトロ」、「寿司屋の海鮮ポテトサラダ」なども楽しむか。また近いうちに来て、堪能したいと思います!
「神保町 すし わさび」
住所:東京都千代田区神田錦町3-22 テラススクエア 1F
営業時間:11:30〜14:00、 17:30〜23:00
定休日:土・日・祝
<取材・文/いしざわりかこ 撮影/小嶋 裕>
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