今、世間で話題沸騰のアイテム“防犯カメラ”。
前回の記事では、屋外に設置できる防犯カメラとして、TP-Link「Tapo C320WS」の設置や使い心地についてレポートしましたが、今回はさらに新しい挑戦。屋外の電源確保が難しい場所にも付けられる防犯カメラがほしいと感じていたので、ソーラーパネルが付属するTP-Link「Tapo C425 KIT」を設置してみることにしました。
前回導入した「Tapo C320WS」と同じTP-Linkの発売するWi-Fi対応セキュリティカメラのシリーズの一つである「Tapo C425 KIT」。実売価格は1万4000円ほど。2K QHD画質のモデルで、夜間もカラー撮影できるカラーナイトビジョンにも対応。10000mAhの内蔵バッテリーとソーラーパネルによる太陽光発電で、屋外での電源確保という縛りから開放してくれる期待のモデルです。屋外用なのでIP66の防塵防水仕様になっています。
では、TP-Link「Tapo C425 KIT」をどこに設置するべきか。これには、設置前に少々悩みました。
自宅の建物周辺で防犯上重要度の高いポイントは、前回設置した3台のカメラでカバーしています。それにせっかくのソーラーパネル付きで電源不要なのだから、コンセントのない、建物から若干離れた位置も検討可能です。ちなみにWi-Fi接続で動く防犯カメラなので電波の届く範囲内という前提もありますが、僕の家は敷地内をWi-Fi(2.4GHz&W56 DFS対応 5GHz)でカバーしてあります。
防犯効果に期待して、自宅の敷地内への入口にあたる門の目立つ位置に取り付けるか、はたまた裏手の道路側を抑えるべきか…。庭や家の周りをグルグルしながら逡巡していると…家族から声がかかりました。
「新しく防犯カメラ付けるなら、うちの家の玄関の前の方に付けたら?」
僕の自宅の敷地は実家に隣接していて、昨今の社会情勢もあって僕が防犯カメラを増やしていることに家族も興味津々。ただ、TP-Link「Tapo C425 KIT」はソーラーパネル付きと考えると、実家の玄関は午前中こそ日が当たるものの午後には日陰になるため、ベストのポジションではありません。
でも実際には、防犯カメラを日当たりがさほど良くない場所にも設置したいケースも多いですよね。そこで、製品情報にある“毎日45分間、直射日光に当たればカメラを1日稼働できる電力を確保”という記載を信じて、半日しか日の当たらない場所に設置してみました。
【次ページ】動体を検知した時だけ録画だとそこまでバッテリーは消費しない▶
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