さらに新機能として「ナイトモード」が追加されました。就寝中の使用に最適で、LEDディスプレイが薄暗くなり静音モードになることが特徴。例えば風量がレベル5以上で運転していて、ナイトモードに設定した場合は、自動的に風量4へ調整されます。
■スモークマシンで空気がキレイになっていく様子を観察してみた!
本体には、マイクログラスファイバーをプリーツ状に333回以上折った高密度フィルター「360°グラスHEPAフィルター」が搭載されており、その内側にはニオイも除去できる活性炭フィルターが装備されています。
PM0.1レベルの超微小粒子状物質を、高密度フィルターでキャッチするため、一般的な空気清浄機よりも、空気清浄スピードは遅めとのこと。フィルターを通すPM0.1の微細な物質も一緒に通過させないように、スピードを早くし過ぎないように調整しているそうです。
では、一体どの程度なのでしょうか。温室(幅約100cm・奥行き約50cm・高さ約150cm)を準備し、スモークを炊いて実験をしてみました。
一番強い風量のレベル10で運転してみたところ、1分20秒ほどで空気が透明になりました。よくメーカーさんの発表会で使われているのはもっと小さな箱なので、時間がかかると思ったのですが、思ったより早かったという印象です。
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少しずつ、霧が晴れるような感じで空気がキレイになっていくのがわかります。適用床面積は1時間で23畳だけあって、こんなにコンパクトなボディでも、ちゃんと吸い取っていました
■蚊取り線香の煙は30分ほどできれいに
本体にはWi-Fi機能が搭載されており、無線LAN経由でスマートフォンと接続できます。iOS・Androidに対応した専用アプリ「Dyson Link」をダウンロードしておくと、空気のモニタリングと遠隔操作ができるところも便利なポイント。
そこで続いて、ニオイが強烈な蚊取り線香を焚いてビニール温室の中に入れてみることにしました。中に顔を入れてみたら、目が痛くなるような煙で充満しています。
蚊取り線香を焚き始めてから5分ほどで「汚れている」に、さらに10分で「やや汚れている」に変化しました。そこで、空気清浄機の風量を10に設定。稼働し始めてから約30分で「きれい」な空気になりました。
ニオイは完全に消えているわけではないのですが、あれだけ刺激臭に近かったのにもかかわらず、気にならなくなる程度にまで薄まっています。目に見える煙だけではなく、除臭効果も高いということですね。
また、スマホで確認できるのも思いのほか便利。現状の空気はどうなっているのか、スマホでチェックできるのは楽しかったです。
■持って抱えて脱衣所へ!これでお風呂上がりも寒くない!