アッパーに採用されている布地は、ダウンジャケットで使われているようなソフト素材。この布地は優れた防水性があり、雪はもちろん雨の日も長靴代わりになります。ソールから履き口までの高さは19cmあり、多少の積雪であれば全く問題ありません。雨に濡れると表面の布地は濡れますが、中に浸水するようなことはありません。
履き心地は「ダウンジャケットを履いている」と感じるようなソフトで暖かさ。サイズ感は、普段26.5cmを履いているのですが、LよりLLがちょうど良かったですね。ユニセックスという点を鑑みても普段よりワンサイズ大きめが良いかと思います。
ひとつ欠点を挙げるとすると、柔らかなアッパー素材のため、くるぶし付近のホールド感が非常に弱いこと。ブーツと言っても登山ブーツのような使い方はできません。
履き口には絞れるエクステンションコードが付いています。脱ぎ履きするのが少し面倒ですが、絞ることで雨や雪の侵入を防げます。また、ブーツ内の暖かさを逃がさないため暖かい。
ショートブーツとミドルブーツの間くらいの丈になりますが、布地が柔らかく、くるぶし部分が動かしやすいのが特徴。そのため、踵をつけてつま先を上げ下げする動き、アクセルやクラッチを踏んだり離したりする動きがしやすいので、ブーツを履いたままでもクルマの運転がしやすいと感じました。
安価なワークシューズではあまり重視されないインナーソールですが、このモデルには抗菌防臭性能を持つDEOPUTが採用されています。冬場の臭いが気になるブーツだけに、これはありがたい装備。ソール自体の厚みもあり、歩いていても疲れを感じにくかったですね。
サイズはSから4Lまで7サイズ。ユニセックスなので、実際に履いてみてサイズ感を確かめた方が良いと思います。もちろん、普段履き用か、近所やキャンプ用など限られた範囲のみで使うかで、フィット感の好みが変わってくると思います。
雪キャンや凍結路面もドンと来い! ワークマンの氷雪耐滑ブーツは、抜群のグリップ力で、かつ保温性も抜群なので、寒い冬でも快適にアウトドアを楽しめると思います。
カラーもブラック、ホワイト、カーキと豊富なので、ファッションに合わせて選べるのも魅力です。
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<取材・文/GOL>
GOL|現在、東京近郊の山村と都会で二拠点生活をしています。ライター業がメインですが、地方の魅力発信にも力を入れています。実地でのレビューがしやすい環境を活かしてアイテムを紹介していきます。
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