水で洗い流す or 霧吹きをかけたら、保存容器に入れ蓋をして栽培開始。シイタケ栽培に適した気温は18℃〜25℃で、直射日光はNG。冬は暖かいところ、夏は涼しいところで栽培ということで、暖かい空気は上に登ると言いますし私は換気扇の上に。10月末のことです。はてさてどうなるのか。
ちなみに、取説によれば日中は27℃以下、夜間は20℃以下になるのが理想的のようです。
で。翌朝起きたらもうこんなに育ってた! 全然まだまだ微妙なビジュアルをしていますが、露骨に伸びてますし、ただの白い丸だったのが、よく知るシイタケみのある茶色に。とんでもなくハイスピードでびっくり!
ちなみに栽培中にやることといえば、1日1回〜2回の霧吹き。私は朝晩の2回、霧吹きでシュッシュッと全体がしっとりするほどまぁまぁたっぷり吹きかけてました。いやー、毎日どれだけ育つのか一目でわかるってのも楽しいですね。
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3日後…
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…仕事で3日ほど家を空けて帰ってきた時のマイシイタケズがこちら。全然育つ様子楽しめないままでできちゃったんですけど!
栽培スタートしてわずか4日間の出来事でした。取説によれば、芽が出るまで5日ほどかかるとのことなので、購入時の状態によって収穫までの日数は変わりそうですね。
しかし、見てこれ。めちゃめちゃスズナリなんだが?立派なモノと小さいモノとありますが、どれも肉厚。
合計20個ほど収穫でき、イメージとしては“ドンコ”クラス1個、スーパーのお高めパック2パック分、お安め2パック分と言ったところ。量だけみれば1980円の相応の収穫量かな? といった感じですが、食べてみるとお値段以上!
素焼きに醤油をひと垂らしで食べましたが、香りも味も濃いし、肉厚ジューシー。軸までしっくり味わい尽くしました…。
ちなみに、採り尽くした後も2回目と3回目の栽培も可能なんだそう。1回目の収穫が終わった後は、2週間ほど霧吹きをしつつおやすみ休養。休養後、12時間〜24時間浸水すれば、もう一度収穫できるみたいです。特に2回目以降の発芽には温度差が大事らしい。取扱説明書には「1回目で50個以上採れた場合〜」なんて記載があるので、私の場合2回目でもっと採れる可能性がありそう! やったぜ!
というわけで、ホムセンで売っていたシイタケ栽培キットでした! 正直「スーパーで買うよりも安くたくさん食べられたらいいなぁ」なんて目論見で買いましたが、今回紹介した1回目の収穫時点では、スーパーで買った場合の方が安上がりな印象。ですが、スーパーで売っているシイタケよりも断然美味しく感じたので、割と満足度高めですし、2回目の収穫であと何個採れるかでコスパの良さも変わりそうです。なお、リピーター向けに栽培ブロックのみの販売(1100円)もあります。
<取材・文/山口健壱(&GP)>
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