小物の置き場がないジムニーに、専用に開発されたスマホホルダーを設置!3製品の中でどれが使いやすいかを検証した

■ジムニー専用開発のスマホホルダーをチョイス

今回試してみるスマホホルダーは次の3つです。いずれもJB64ジムニー/JB74ジムニーシエラ専用モデルになります。価格はすべて2024年10月時点でのアマゾンでの販売価格になります。

・oricarmes「JB64型ジムニー専用ダッシュボードトレイ」3480円
・槌屋ヤック「JB64/74 ジムニー専用 スマートフォンホルダー」3570円
・長靖工業「JB64/74 ジムニー専用 スマートフォン車載ホルダー」4200円

■まずは3つの製品を取り付け。設置は驚くほど簡単!

では、それぞれの製品をクルマに取り付けていきましょう。

▼oricarmes「JB64型ジムニー専用ダッシュボードトレイ」

メーターの上に置くだけで設置完了

ジムニーオーナーのSNSでよく見かけるのがこれ。小物を置ける場所が極端に少ないジムニーの不便さを解消するグッズで、メーター上のダッシュボードに設置するトレイです。スマホはもちろんサングラスや駐車場のチケットなどをパッと置くことができるので便利。

メーター形状に合わせて成形されているので、ダッシュボードのホコリを付属のクリーナーで拭き取り、底面につけられた両面テープを剥がしてメーターの上に置きます。そして付属の滑り止めゴムをトレイの中に入れれば設置完了。時間は1分もかかりません。

 

▼槌屋ヤック「JB64/74 ジムニー専用 スマートフォンホルダー」

メーターとディスプレイの間にある隙間を活用

ジムニーのインパネは、センターにあるモニターパネルとメータークラスターの間に縦長の狭いスペースがあります。このデッドスペースを活用するスマホホルダーがこちら。

箱の中には本体のみ入っていて、別にアルコールクリーナーが付いています。

取り付けは、まずクリーナーでモニターパネル側とくぼみの下を拭き、次に本体横にある両面テープが付いたステーを取り外し、両面テープを剥がしてモニターパネル側に貼り付けます。この際、ステーとくぼみのアールの間に隙間ができないようにするのがポイント。ステーがモニターパネルにある縦のラインからはみ出ると隙間ができている証になるのですが、くぼみ内のアールにぴったりハマるようきちんと成形されているので取り付けは特にコツなども必要なく簡単でした。

次に本体底面の両面テープを剥がし、本体をくぼみの上から下に下げるように入れていきます。この際、本体モニターパネルに押し付けるように下げていくことで、ステーにつけられたフックに本体がしっかり固定されます。フックが本体に入る際に「カチッ」などの音がするわけではないのできちんと取り付けられたか心配になりましたが、本体がブレないので大丈夫!と判断しました。

 

▼長靖工業「JB64/74 ジムニー専用 スマートフォン車載ホルダー」

助手席グリップのネジ穴を使って設置

ジムニーにはラフロードを走る際に助手席に座る人がしっかり体を支えられるように、グリップが設置されています。そしてこのグリップの左右には六角形のネジがデザインされていて、ハードなイメージを演出しています。

このネジはゴム製のダミーで、取り外すことができます。取り外したネジ穴に設置するスマホホルダーになります。

箱を開けると入っているのは本体と六角レンチのみ。取扱説明書はありません。

こちらも取り付けはとても簡単。まず六角レンチを使ってゴムキャップを取り外し……。

本体のツマミを緩めてボールジョイントを外し、ネジ穴に固定。その後、ボールジョイントを本体につければ完了。わずか数分で設置が終わりました。

【次ページ】3つの製品の使い心地は?

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