■トータル1kg超え! 食べても食べても肉が減らない「ワンポンドステーキ丼」!
目の前にやってきたのは、カットステーキが3列!? 丼なのにお米が一切見えない、ど迫力の丼セットが登場。早速計測です。
直径約16.5cm、高さ7cmの器に盛られた「ワンポンドステーキ丼」は重さ796g。サラダが159g、味噌汁が128g(全て器の重さを除く)なので、トータル1083g。全部で1kg超えのボリュームです。
計測を終えて早速一口! ステーキ肉、柔らか〜い! 噛むと肉汁がジュワッと口の中いっぱいに広がります。外側はしっかり焼けているけれど、中は濃いピンク色。香ばしさも一気に鼻を抜けます。美味しい。牛肉ってやっぱり美味しい。一気に多幸感に包まれる!
「牛肉はアメリカ産のリブロース肉。細くスライスして食べやすくすることで、後半アゴが疲れないようにしているんです」と話すのは店長の奥泉さん。ちなみに味付けは醤油ベースのオリジナル煮込みだれ。ご飯にもすっごく合う! リブロース肉ならではの赤身のしっかりした旨み。脂が少ないので、後味もしつこくないのがいいっ!
そもそも、なぜこの丼が生まれたんですか?
「オープン当時から元々ありました。最初からいっぱい食べてほしい人向けのメニューとしてあった、という感じですね。多い日で3〜4回注文が入ります」
そんなに!? このサイズを食べる人がしょっちゅう来るということですね。
ちなみに、完食するためのアドバイスは?
「とにかく味わうのが大事! あとは集中して食べることですね」
確かに、おしゃべりしながらゆっくり食べていたら冷めちゃう。それはもったいないし、食べることに集中した方が良さそうです。
そして、店長が先程話していたことを、食べ進めるにつれ実感することに。最初はバクバク食べられるけど、大抵の場合お肉は中盤に差し掛かってくると噛むのに疲れてくることがしばしば。でも、ここのステーキ丼は中盤以降も柔らかくて肉汁うまいと感じられる。ボリュームばかりに気を取られていたけれど、咀嚼がしやすいというのが実は食べ切るのにかなり大事!
それでもずーっと噛み続けていると、だんだん噛む力が弱くなってくるような気が…。そこでサラダや味噌汁で箸休めならぬアゴ休め。自家製玉ねぎドレッシングのかかったサラダで力を抜いて。アゴのインターバルを取り、終盤に向けてリラックス。
アゴを少し休ませたのち、完食まで一気に攻めます。お肉はご飯の上に乗っているのである程度温かさはキープされているとは言え、やっぱり熱々のうちに食べきりたい! 後半はご飯の量とのバランスを考えつつ、勢いで食べる! リブロース450gとの戦いは、やはり店長の言うとおり、集中してリズミカルに食べるのが正解でした!
甘塩っぱい醤油ベースのソースに、コショウがいいアクセントとなったリブロースステーキのスライス、味の染みたご飯。赤身ならではの弾力と旨み、そして香ばしさに序盤はがっついて、中盤では余裕を持って、そして終盤ではアゴを限界まで使って最後の一口まで美味しく完食! ちなみに、筆者が人よりアゴが弱いから終盤は戦いになってしまったものの、普通の人ならもっと簡単に平らげられるはず。
ということで結論。「レッド ロック 高田馬場店」の「ワンポンドステーキ丼」は、リブロース肉の旨みに圧倒されるいい丼! 次回は和牛の丼にするか、それとも豪快にサーロインにするか。体が猛烈に肉を欲した時、エナジーチャージがしたい時に、また食べに来たいと思います!
「レッド ロック 高田馬場店」
住所:東京都豊島区高田3-11-14
TEL:03-6380-3917
営業時間:11:30〜21:00(不定期で中休みあり)
定休日:なし
<取材・文/いしざわりかこ 撮影/小嶋 裕>
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