■デザイン性・機能性ともに◎!
さて、今まで主にユニクロ:シーについてやデザイン面について話してきましたが、そろそろ皆さんお思いでしょう。「ユニクロで1万円くらいするからには何かしら理由があるんだろうな?」と。ちゃんと、というよりもお値段以上の価値がこのアウターにはあります(何かどこかで聞いたようなフレーズになりましたが気のせいです)。
はい、まずは撥水性。商品タグには“水をはじきやすい”と記載されていましたが、弾きやすいなんてもんじゃない。上の写真のように、めちゃめちゃ弾いてくれます。フードも大きいため頭・顔周りをしっかりガード! 急に雨が降ってきても安心ですし、何ならニューヨーカー気分が味わえます。
そして防寒性。冬用アウターでは何よりも大事な要素ですが、内側がキルティング仕様になっているため空気の層ができやすく保温効果がアップ。しかも破れにくいのでタフに着られます。ちなみに中綿にはポリエステル素材が封入されています。表地はハリのあるナイロン地で、程良い光沢が高級感を醸し出します。
また、袖はインナーカフ仕様。ボタンを閉じれば冷気の侵入を防ぎ、より保温性が高まります。寒さに弱い筆者もこれはうれしい仕様です。
フロントはボタンとファスナーの二段構え。比翼仕立てになっているので、スマートな印象です。このディテールが落ち着いた雰囲気作りに一役買っているわけですね。
なお、ウエストにはドローコード付き。シルエットやフィット感をアレンジできるので、カジュアル時はオーバーシルエットのままで、スーツなどの上から着る際は少し絞ってよりスマートに、などさまざまな着方が楽しめます。
ちなみに、左胸には内ポケット付き。名刺やカードケース、キーケースなどの小物が入れられます。地味ながら、あるのとないのとでは日常使いにおいて結構な差が出るのではないでしょうか。
安くておしゃれで使えるウエアが揃うため、老若男女問わず人気のユニクロ。最早ユニクロだけあればOK、という人もいるほど無敵感があるブランドですが、そのユニクロを超えたのはやはりユニクロ(ユニクロ:シー)でした。ユニクロを超えたユニクロ、つまり、スーパーユニクロ2ってとこかな、ともし某サ●ヤ人がユニクロ:シーを着たら口走っていたことでしょう。ちょっと自分でも何を言っているのかわかりませんが、とにかく! 保温性もしっかりしていますし、今冬は本当にこの1着あれば十分! しかも1万円でお釣り来ちゃう! しかしながら、今回もやっぱり絶賛に値するアイテムを買ってみてしまったようです。ふぅ…。
寒さが厳しくなると言われている今年の冬。とは言え暖かさだけではなく洒落感もほしい、でもできるだけお財布にやさしいアイテムだと助かる、という人がいたらぜひこの記事のことを思い出してみてください。参考になれば幸いです!
>> ユニクロ:シー
<取材・文/手柴太一(&GP)>
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