さすが元祖!“タッパー”の「冷水筒」はパッキンなしで横置きOK!パーツも少なくて洗いやすいって最高すぎる

■漏れそうな気配、微塵もなし

<下記URL>は「密封シール分類について」というページで、水もれに関して説明書きがありました。そして「2L Sライン(ストレーナー付き)」の<クラス1>は

水もれ防止構造規定(※)を満たすもの。

となっています。肝心の水もれ防止構造についてはこのように書かれていました。

※水もれ防止構造:
タッパーウェアブランズ・ジャパンでは、容量の7割の水を入れてシール(フタ)をし、逆さにして静止した状態で、室温に24時間おいても水がもれないことを水もれ防止構造と規定しています。

ふむふむ。要は、もっとも漏れないレベルですよ、ってことのようです。

ちなみに「2L Sライン(ストレーナー付き)」、本当に単純な構造です。

メインとなるのは容器本体と注ぎ口が付いたフタ(タッパーウェアでは「シール」と呼ぶそう)の2パーツだけ。

▲ストレーナーは内側にポコッと置くだけなので、密閉機構とは関係なし

どうやら、このフタがポイントのようです。

外すと、フタ自体がパッキンの役割を果たしていることが分かります。

閉めるにはちょっとコツが必要なんですが、だからこそしっかり密閉できているであろうことが分かります。

▲注ぎ口のフタもギュッと押し込むように閉める

要は食品保存用のタッパーと同じなんですが、しっかり閉まった感から来る安心度は計り知れないものがあります。いやホント。

そ、し、て、洗うのがめちゃラク。

▲底までまっすぐなカタチは、本当に洗いやすい

▲フタ(シール)も洗う手間は食品保存容器と同じぐらいラク

あとは本当に漏れないかどうかなんですが、これがまったくの杞憂でした。なにこの安心感。

▲我が家では無印良品「穀物ブレンド茶」のお茶パック2袋を入れっぱなしでの水出し。なので、ストレーナーがあるとパックが注ぎ口をふさがないので助かる。ちなみに空気抜き用の穴がないので、出てくるお茶は少々暴れがち

新品なのもありますが、漏れそうな雰囲気は微塵もありません。だから、冷蔵庫に横置きしても問題なし!

サイズも、これまで使っていた冷水筒とほぼ変わりません。

漏れない、洗いやすい、パッキンなし。

求めていたモノに出合えたってこういうことを言うのね(高いけど)。

ちなみに耐熱温度は本体が100℃、フタ(シール)が80℃だからお湯も入れられます(ただし、熱い状態だとキャップが浮いてしまう可能性があるので、少し冷ましてからキャップすること)。もちろん食洗機もOKですが、低温コース(60℃前後)にしてくださいとのことです。

そもそもタッパー社のプラスチック製食品保存容器なんて、使ったことがなかったわけですが、さすがは元祖。食品保存容器と同じ構造で液体までOKだなんて、いかに密閉性が高いかが分かります。

そんなことより、今後の手間の少なさを考えると、ジョホールバルの歓喜レベルのうれしさに打ち震えています。でも本国法人の先行きが不透明な中、はたしてパーツの生産は続けてくれるのか。それだけが気になる今日このごろです。

>> タッパーウェアブランズ・ジャパン

<文/円道秀和(&GP)>

 

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