【アウトドア銘品図鑑】
このところバーナーやメッシュなどをビルトインして自分好みのシステムキッチンを作れるテーブルが話題となっています。
アルペンアウトドアーズの「アルミユニットテーブル」シリーズもそんな人気アイテムのひとつ。
バーナーのビルトインには、バーナーごとに専用プレートを用意しなくちゃいけないものが多いんですが一般的なんですが、「アルミユニットテーブル」シリーズは棚を作ってバーナーを載せるだけ。ゴトクにあわせた切り欠き付きプレートなんてものはないので、開口部のサイズさえあえば、バーナーの種類は不問。
バーナーがプレートで覆われないので操作性が損なわれることはないし、トラブルの不安もまずありません。それでいて天板とゴトクがほぼフラットになるので調理しやすい!
「アルミユニットテーブル110」(1万4990円)であれば家族で鍋料理を囲むのにも都合がいいと、2024年7月の登場以来、完売を繰り返している人気者。
これまでにランタンハンガーやラックといった拡張アイテムが登場していますが、新たに「アルミユニットテーブル」の特性を活かしたオプションが12月20日に発売されました。それが「こたつユニット」(1万2980円)。
発売直前に「アルミユニットテーブル」と「こたつユニット」のサンプルを取り寄せてみました。はたして年越しキャンプに使えるか!?
■「アルミユニットテーブル」の組み立てをおさらい
「アルミユニットテーブル110」は、脚フレームを開いて天板を載せるだけの簡単組み立てですが、いくつかポイントがあってそれを忘れると崩壊や事故の危険があるのでおさらい。
パーツが多く感じますが、ネジ止めなどはなく組み立ての面倒くささはありません。
全体に黒いので見落としやすいのですが、フレームを広げたら4か所のロックをかけて脚が勝手に内側に倒れないようにしておきます。
ロック付き天板をはめこみます。フレームにスライド式のボタンがあるのでカチッと音がするまではめ込み、確実にロックさせましょう。
一段低くなっている面が内側になるよう、横長天板を取り付けます。ここはロックなどはありませんが、フレームにポッチがあるのでそれにはめることでズレにくくなります。
あとは天板をはめ込むのみ。脚はそれぞれを4mm単位で高さを変えられるので、段差のあるサイトでも天板を水平に保てます。
奥行きが一般的なテーブルよりも短いため、シェルターや2ルームテントのリビングに置いても行き来しやすいのも冬キャンプ向き。
屋外でキッチンテーブルとして使うなら、脚を一番低くしたロースタイルにしてバーナーをビルトイン。
バーナーを載せるためのコンロラックは、アームを引っかける位置によって高さを変えられます。カセットコンロなど高さのあるバーナーは内側のポッチを使用。
ゴトクまでの高さが低い分離型シングルバーナーを使う場合は外側のポッチに引っかけて。シングルバーナーを載せた場合、バーナー両側に空間が生まれるので天板を載せて作業台を広げてもOK。
テント内ではバーナーを使用できませんが、2段にすることでティッシュなど小物置き場としても重宝します。
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