■コンロラックを利用してスマートにこたつ化
「こたつユニット」は天板2枚とこたつ布団のセットです。
テーブルのこたつ化というと、封筒型寝袋をテーブルに被せるという単純なモノが定番ですが、「こたつユニット」のこたつ布団は240×210cm。一般的な封筒型寝袋は90×200cmほどなので「こたつユニット」のこたつ布団のほうが広く、すっぽり「アルミユニットテーブル110」を覆ってくれます。
天板は2つ折りが2枚。これをベルクロでつなげて1枚の天板にするという構造。1枚の天板を載せるよりも扱いやすくなっています。
こたつ布団はグリーンとグレーのリバーシブル。はっ水加工済みで汚れにくいのも安心。
家庭用の電気こたつとは違ってただ布団をかけただけのテーブルなのに、潜り込んでみるとずいぶん寒さを抑えられました。
その秘密は5℃対応封筒型寝袋相当の厚みだから。
今回はフロアレスのシェルターに銀マットと厚手シート、こたつ真下にブランケットを敷いただけなので中綿入りのソックスなどで足先の冷えを防ぐ必要はありますが、太ももや膝あたりの冷えは格段に和らぎます。
さらにモバイルバッテリーで動くヒーター入り座布団や、座布団型の使い捨てカイロと併用すれば効果大!
ちなみに、当然ですが豆炭あんかなど火を扱うモノの使用は禁止です。
「アルミユニットテーブル110」のコンロラックに手持ちの湯たんぽを置いてあたたかさをじんわりアップグレードなんてことも可能。
ほかのテーブルでも「こたつユニット」でこたつ化できますが、湯たんぽを天板下にセットして足を自由に伸ばせるのは「アルミユニットテーブル110」ならではのメリットでしょう。
ちなみに小ぶりの「アルミユニットテーブル88」と「こたつユニット」を組み合わせれば、天板はフィットしないものの車内泊のこたつとしても使えそう。
「撥水スーパーローチェア」(3999円)も同時発売。おしりが地面に触れないので腰周りが冷えにくいし、しっかりした肘掛けが付いているので立ち上がるのも楽ちんです。腰・ひざにやさしい大人仕様なので手に入れるとリラックス度が爆上がり。
「アルミユニットテーブル110」と「こたつユニット」、両方あわせるとなかなかの収納サイズになります。
「手持ちの封筒型寝袋を流用すれば省スペースでいいんじゃない?」とも思いますが、冬キャンプの敵は地面からの冷え。
夜はこたつ布団をいつものテントマットの上に敷き、その上で寝袋にくるまって眠ればかなりあたたかく朝までぐっすり眠れます。
それにシンプルなデザインなので、自宅に「アルミユニットテーブル110」と「こたつユニット」を持ち込みホットカーペットと組み合わせればおひとり様用こたつになり得る。
年越しキャンプから冬の趣味部屋まで、この冬は「アルミユニットテーブル110」×「こたつユニット」がじんわりあたためてくれそうです。
>> アルペンアウトドアーズ
<取材・文/大森弘恵 撮影協力/アルペン>
大森弘恵|フリーランスのライター、編集者。記事のテーマはアウトドア、旅行、ときどき料理。X
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