アンカーの最上位「防犯カメラ」ソーラーパネル&録画サーバー付きモデルを徹底レビュー

自宅を守るために、アンカー(Anker)の防犯カメラを実際に設置してテストするシリーズ記事第3回。これまでにソーラー&センサーライト一体型首振り機能やAI追尾を備えたモデルを設置して、その便利さと課題を解説してきました。

そして今回設置したのは、アンカーのハイエンド防犯カメラ「Eufy eufyCam S330 2-Cam Kit」(公式サイト価格:4万9990円)。ソーラーパネル付きの2台のカメラと家庭内に設置する「HomeBase S380」のセットで、ストレージが別体になったことで、万が一防犯カメラ本体が盗難に遭っても確実に録画データが残ることがメリットです。

ではさっそく、レビューしていきます。

▲「Eufy eufyCam S330 2-Cam Kit」

▲カメラ2台とホームサーバーにあたる「HomeBase S380」のセット

さて、過去のレビューでも毎回悩んだポイントが、防犯カメラの固定方法。「Eufy eufyCam S330 2-Cam Kit」の2台のカメラは、上部にソーラーパネルの付いているため、屋外電源の確保が不要という点がメリット。公式には1日2時間の日当たりで365日持続するとあります。

そこで今回、カメラを取り付けたのは、敷地の入口にある塀の上の柵。2台前後向きでセットして道の両方向をカバー。ほぼ1日中、日当たりがあるため、ソーラー発電にも期待できます。

▲門付近の柵に2台のカメラを背中合わせにセット。左奥に映っているのはTP-Linkの「Tapo C320WS」

この「Eufy eufyCam S330 2-Cam Kit」には角度調整可能なブラケットが付属していますが、壁へのネジ打ち込みが必要なものです。また、ブラケットのネジ穴に結束バンドを通すとカメラの角度を固定できなくなるので、ネジによる固定は必須になります。そこで今回は、軽くDIYをして木の板にブランケットをネジ留めし、板ごと結束バンドで柵に固定しました。

▲付属ネジを使ってカメラを板に打ち込み、板ごと結束バンドで固定

なお、屋外設置の際はWi-Fi電波が届くことも要確認。我が家は敷地内の庭や門までをWi-Fi(2.4GHz&W56 DFS対応 5GHz)でカバーしてあります。

そして「Eufy eufyCam S330 2-Cam Kit」にはホームサーバーの「HomeBase S380」も付属しています。

▲録画ビデオを保存するホームサーバー「HomeBase S380」は家庭内にセット

設置場所は屋内。Wi-Fi経由で2台のカメラと連携して、家庭内の安全な場所に録画映像を保存する役割です。なお、出荷時の内蔵ストレージは16GBで、外付けHDDを追加すれば最大16TBまで容量を拡張可能。最初のセットアップは有線LAN必須なので、そのまま家庭内のルーター近くに置いておくのが良さそうです。

では「Eufy eufyCam S330 2-Cam Kit」の防犯カメラとしての性能をチェックしていきます。

 

【次ページ】実際に稼働させて録画データをチェック…

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