まるでBlackBerry! iPhoneに物理キーボード「Clicks Keyboard」を装着。使い心地やいかに

iPhoneにハードウエアキーボードを追加できるアクセサリーが発売されました。イギリス発のスタートアップ「Clicks Technology」が開発した「Clicks Keyboard」という製品で、2024年1月の発売以来、わずか10か月で世界140か国に販路を広げ、販売数は8万個を突破しているとのこと。日本からイギリスの公式サイトにアクセスして購入する人も多かったようで、その反響に応えて、日本発売が決まった次第。

日本では12月3日にAmazonにClicks Japan公式ストアを開設。iPhone 16 ProとiPhone 16 Pro Max向けのモデルが発売されました。価格はiPhone 16 Pro用が2万3870円、iPhone 16 Pro Max用が2万7280円。どちらもカラバリは3色。

▲カラバリは左からスパイス、サーフ、オニキスの3色

なお、iPhone 16用や、iPhone 14/15シリーズ向けのモデルもあり、イギリスの公式サイト(clicks.tech)で購入できます。

筆者はiPhone 16 Proに着けて使っており、2週間ほど経ちました。使用感について率直にレビューしたいと思います。

▲筆者はiPhone 16 Proに装着して使用中

 

■iPhoneがキーボードと一体化

Clicks Keyboardは、iPhoneがピッタリ収まるケース状になっていて、内側のUSB-C端子で接続する仕組み。装着したままで充電でき、MagSafeに対応しているので、ワイヤレス充電も可能。iPhone 16 Proの新機能「カメラコントロール」も操作しやすいように配慮されています。「iPhoneにキーボードを付けた」というより「キーボード付きのiPhoneに変わった」という一体感が得られます。

▲内側は起毛で、iPhone本体を傷付けずに装着できる

▲USB-C端子があり、ここにiPhoneをカチッとはめて接続する。Clicks Keybord単体での充電は不要だ

▲背面の下部には滑り止めが施されている

▲右側面のカメラコントロールは、なぞる操作を損なわないように配慮されている

取り付けた状態の重さは272g(筆者の計測値)。そもそも重め(199g)のiPhone 16 Proが、ズッシリとした重さになります。

キーボードを使うには専用のアプリが必要。事前にやるべきことは、そのアプリのインストールのみ。それだけで、すぐに使えるようになります。

▲iPhoneを装着すると「Clicks Keyboard」アプリのインストールに導かれる。キーは暗い場所でも見えるように光るが、その明るさと点灯時間を設定できる

 

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