これ、血圧計で心電図も取れるスマートウォッチなんです!

ファーウェイが血圧計を搭載したスマートウォッチ「HUAWEI WATCH D2 ウエアラブル血圧計」を発表しました。現在、クラウドファンディングサイト「GREEN FUNDING」で早期割引価格での購入受付をしており、16%オフの5万635円(12月25日現在)で購入できます。製品の発送は2025年2月以降。ファーウェイ・ジャパンから借りた製品をいち早く使ってみました。

▲カラバリはブラック(左)とゴールド(右)の2色。ブラックはフルオロエラストマー製、ゴールドはホワイトレザーのベルトが付いている

 

■自動で血圧を測定できる機能を初搭載

HUAWEI WATCH D2は、2023年6月に発売された「HUAWEI WATCH D」の後継機にあたります。最大の特徴は、前モデルと同じく日本の管理医療機器として認証された血圧計を内蔵していること。前モデルは手動で血圧計を起動する仕組みでしたが、新モデルのD2は、自動で血圧をモニタリングする機能も追加されています。

▲新たに24時間自動で血圧をモニタリングできる機能を搭載

一般的に血圧は朝と夜に測定する人が多いですが、最近は24時間血圧測定(ABPN)の有効性も指摘されています。血圧は常に変化し、運動やストレスなどによっても上下します。24時間の変動を知ることで、病気のリスクを早く発見したり、すでに高血圧症を患っている人は、薬の量の調整など、治療に生かしたりすることができるわけです。

 

■画面は大きくなったが、薄く軽くなった

筆者は循環器の疾患があり、医師から毎日血圧を測るように言われています。普段は「上腕式」という、腕にカフ(エアーバッグ)を巻いて測定する血圧計を使っていますが、HUAWEI WATCH D2での測定を試してみました。

実は、前モデルのHUAWEI WATCH Dも使ったことがありますが、D2は前モデルよりも画面が大きくなっていました。しかし、装着するとゴツい感じはなく、むしろ前モデルよりも軽く感じました。スペックを比べると、前モデルよりも約0.3mm薄くなり、約0.9g軽くなっていました。スマートウォッチとして違和感がない大きさで、おそらく周囲の人に気づかれることもないでしょう。

▲ディスプレイが大きくなり、情報が見やすくなった

▲ベルトはMとLの2サイズが同梱されている

▲ベルトの内側に空気が入るカフが付いている

血圧の測定は簡単。「血圧」アプリを起動して、「測定」をタップするだけ。時計を心臓の高さにくるようにして、リラックしてじっとしていれば、1分弱ほどで完了し、測定された血圧値が表示されます。ベルトの内側にあるカフにポンプで空気が送り込まれて、手首を圧迫して計測する仕組み。この測定方法は前モデルから変わりません。

▲「血圧」アプリを起動して、このような姿勢で測定する

 

【次ページ】自動血圧モニタリング機能を使ってみた

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