■東京の超ど真ん中でデカ盛り! 「ミートソース・特大!」1308g!
待つこと数分。目の前にやってきたのは、ソースたっぷり、そして麺量たっぷりのミートソーススパゲティ。これは見ただけで1kg以上あるってわかる! 早速計測です。
幅34cm、奥行き23cmのオーバル型の銀のお皿に高さ約8cm、重さは1308g(器の重さを除く)。麺量800gだとすると、ソースが約500gということ? それよりも、もし麺量800gを総量だと勘違いして注文しちゃったらびっくりしそう。
早速一口! といきたいところですが、ここでお店のスタッフさんが「チーズをかけますね〜」とのこと。おお〜! セルフじゃなくて、チーズをかけてくれるサービスがあるんですね。卓上にタバスコと粉チーズが置いてあるのではなく、スタッフさんがかけてくれることになっています。
なんといっても約1.3kg。た〜っぷりとかけてもらって、全体が真っ白になったところで食べ始めます。
「うちのミートソースやナポリタンは、昔ながらの誰もが大好きな味ですね。お酒にももちろん合いますが、ランチタイムにも出しているんですよ」と話すのは店長の上野裕太さん。おお〜、そうなんですね。
「ソースには、トマトペーストやダイストマト、牛挽肉を入れています。八丁味噌とハバネロが隠し味ですね。スパゲティは、もちもち感があるものを使っています」
確かに食べるともちもち感、そしてトマトと牛の旨みがしっかり感じられます。まさか八丁味噌が隠し味とは!
ちなみに、月に何食ぐらい注文が入るんですか?
「特大は月に4食ぐらいですね。細身の方もサラッと完食していかれますよ」
やっぱり、巷に隠れている大食いさんは見た目ではわからないんだなぁ。ちなみに、メニューに書いてある「麺量800g」って茹でる前の量ですか?
「そうですね。でも、スパゲティは茹でてもさほど量が変わらないんですよ」
ラーメンだと茹で前と後では1.3〜1.5倍くらい変わってくるけれど、パスタはほぼ同じとは知らなかった。なるほど〜。
そういえばここはハイボールの店! あの〜、このミートソースにあうハイボールってどれですか?
「『1923ハイボール』と『東京駅ハイボール』ですね。『1923ハイボール』はジムビームのハイボールで、『東京駅ハイボール』は少しだけトニックウォーターが入っています」
試しに、と一緒に味わってみると、ミートソースで濃厚になった口の中をハイボールがスッキリ流してくれるいいバランス。確かにミートボールとハイボールって相性がいい! 夜のメニューにもスパゲティがあるのも納得です。
後半になってくると、ほんのりだった隠し味のハバネロが利いてくるけれど、そこにハイボールでシャキッ! いい感じで食べ進められます。なのでずっと美味しい〜! 一応、店長に味変は何かあるか聞いてみると「タバスコがありますよ。あとは有料トッピングで『目玉焼き』(100円)や『唐揚げ2個』(200円)などもあるので、追加注文もいいと思います」とのこと。特大に、さらに唐揚げやトンカツ、ハンバーグなどを頼んだらすごいことになりそうです。
「過去には、トッピング全部乗せで頼んだお客様もいましたよ。大人のお子様ライスみたいでしょ?」
唐揚げとハンバーグとミートソースと…。確かに! 夜は70種のハイボールが、天然水、強炭酸、特製氷で味わえる専門店の、ランチタイム限定「ミートソース・特大!」。前半は濃厚な美味しさ、そして後半になると少し辛さが立ってきて、ハイボールとの相性も最高のデカ盛りスパゲティでした。
次回は黒カレーの特大にするか、ナポリタンの特大にするか。でもそれぞれを半分ずつ味わえる、「ハーフ&ハーフ」(980円)も魅力的だよなぁ〜。あと、トッピング全部乗せも、いつか食べてみたいと思います!
「ハイボールバー 東京駅 1923」
住所: 東京都千代田区丸の内1-9-1 東京駅一番街2F 東京グルメゾン内
TEL:03-6551-2014
営業時間:11:00~23:00(ランチLO14:00)、土11:00~23:00、日・祝11:00~22:00
定休日:なし(※年末年始は時短営業)
<取材・文/いしざわりかこ 撮影/小嶋 裕>
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