「PT-P300BT」を使ってみていいなと感じたのは、スマホでプレビューを確認できる点です。
しかも、テープの幅や色などの詳細な設定もきちんと反映してくれるので、印刷する前にかなり具体的なイメージが湧きます。「あのファイルに貼るなら別のテープを使おう」とか、「別のフォントのほうが見やすそう」といったことが事前にわかるのです。
具体的なプレビュー作成のためには、セットしたテープの種類、幅、色を設定しなければなりません。手動でするのはやや面倒ですが、アプリの「印刷設定」画面で「テープの自動検出」をタップすれば、セットしたテープを自動認識して設定してくれる便利機能もあります。
メーカーサイトにはさまざまな種類のテープが紹介されており、利用シーンや使う人に応じていろんなテープを集めたくなります。
■ラベルデータの保存機能も搭載
一度作ったラベルを何度も印刷したいときに役立つのが保存機能です。
この保存機能は本体とスマホを接続していない状態でも使えるので、空き時間にデザインだけしておき、あとでゆっくり印刷するといった使い方もできます。
書類ファイルへのラベリング、領収証の管理、備品の整理など、ビジネスシーンにおいてもラベルライターは大活躍するアイテムです。また、自分のものであることがわかるようにビニール傘に目印のシールを貼ったり、衣類を片付けたボックスの中身をラベルでわかりやすくしたり、「PT-P300BT」を日常生活の多くのシーンで役に立ってくれること間違いなしです。
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(文/今西絢美)
編集プロダクション「ゴーズ」所属。スマートフォンなどのデジタル製品を中心に、アプリや関連サービスに関する記事をウェブや雑誌で執筆中。趣味は食べ歩きで、食にまつわるサービスや製品のチェックがライフワーク。