フォルクスワーゲン「ゴルフGTI」といえば、いわずと知れたスポーツカーキラー。軽いボディと良好なハンドリングを利して、2倍、3倍ものプライスタグを掲げるスポーツカーを、峠で追いかけ回す…。そんな初代GTIのイメージを、今も抱いているクルマ好きは多いのでは!?
2016年は、そんな「スポーツドライビングを民主化した」とフォルクスワーゲンが胸を張る、エポックメイキングなホットハッチ=ゴルフGTIが生産開始されてから、40年目に当たります(デビューは1975年のフランクフルト・モーターショーですが)。それを記念して「クラブスポーツ」と称されるスペシャルバージョンが、日本にも投入されました。
その第1弾が、サーキットでの走りをイメージした「クラブスポーツ トラックエディション」(469万9000円/販売台数400台)。そして第2弾が、公道での活躍を期待した「クラブスポーツ ストリートエディション」(449万9000円/販売台数350台)です。
トラックエディションはすでに『&GP』でもレポート済み。せっかくなので今回は、すこし大人しい後者=ストリートエディションに試乗してみましょう。
■スペックを見ると、ポルシェ「718ボクスター」といい勝負!?
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