まずは、iPhone 7(2016年9月発売)とiPhone SE(2016年3月発売)の外見を比べてみましょう。なお、本記事で撮影したカラーは前者がシルバー、後者がローズゴールドです。
【iPhone 7】
幅67.1mm × 高さ138.3mm × 厚さ7.1mm
【iPhone SE】
幅58.6mm × 高さ123.8mm × 厚さ7.6mm
画面サイズはiPhone 7が4.7インチ(iPhone 6や6sと同じサイズ)、iPhone SEが4インチ(iPhone 5sや5と同じサイズ)となっています。
片手操作にこだわりたい人にとって、4インチのiPhone SEは貴重な存在です。とはいえ、一般的な男性の手では、iPhone 7も片手操作するのに支障はありません。
側面の形状も異なります。iPhone SEが直線的であるのに対し、iPhone 7は滑らかにカーブしているのが特徴です。
冬場に手が乾燥していると、端末が滑りやすくなります。側面が丸みを帯びているiPhone 7は、保護ケースやリングなどのアクセサリーを利用すると安心です。
■ホームボタンが感圧式かスイッチか
iPhone 7はホームボタンが新しくなりました。感圧式のセンサーと「タプティックエンジン」による振動で、ボタンの押し心地を再現しています。押し心地は3段階で調節可能です。
一方、iPhone SEは、従来通りスイッチのようにカチカチッと押し込めるホームボタンを搭載します。
ちなみに、iPhone 7を2か月使用した筆者は、従来型よりもiPhone 7の感圧式ホームボタンの方が心地よいと感じるようになりました。
■オーディオ機能の差にも注目!