【M・ベンツ Cカブリオレ試乗】4番目のバリエはCクラス初の“粋”な4座オープン

2014年7月、日本でデビューを飾った4世代目のメルセデス・ベンツ「Cクラス」。

セダン、ステーションワゴンに続き、2016年3月には2ドアクーペが追加されるなど、順調にバリエーションの拡充を図ってきました。そして、去る9月28日には、Cクラス初となるカブリオレが、ここ日本でもデビューを飾りました。

確かにCクラスとしては“初”ですが、実は初代と2世代目ベースとした2ドアクーペ「CLK」にも、4シーターのカブリオレが設定されていました。このCLKには、かつてW124型「Eクラス」に用意された4シータークーペ/カブリオレの市場を担うという意図があり、エクステリア、インテリアともにディテールは、独自の意匠を採用していました。

しかし、CLKのエクステリアには“生真面目な優等生がちょっと背伸びした…”というイメージも少なからずあったような気がします。もしかしたらこれは、新しいCクラス カブリオレの端正なスタイルを目の当たりにした、元CLKオーナーのひがみなのかもしれません。

ともあれ、4人乗りとしては十分なスペースを確保しながら、コンパクトにまとめられたソフトトップ、伸びやかで天地に浅いボディからなるCクラス カブリオレのエクステリアは、スタイリッシュで洗練された佇まいであるのは間違いありません。

■洒落たコーディネートを楽しめるのもカブリオレの魅力

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