「The Roast」は、生豆、焙煎プロファイル、焙煎機のセット販売により、自宅で手軽に本格的な焙煎が楽しめる最新ツールです。
「スマートコーヒー焙煎機」には先進のテクノロジーが搭載。
熱風焙煎という方法によって、焙煎のプロファイルに合わせて、熱風温度や風量をきめ細やかに制御し、ムラのない焙煎を実現しています。また、サイクロン技術を応用し、雑味の原因となるチャフ(生豆表面の皮)を自動で分離。
何よりすごいのは、スマートフォンと連携して、豆の焙煎を行うところ! 生豆パックに付属しているQRコードをスマートフォンで読み込むと、豆のプロファイルが詰まった豆カードがダウンロードでき、各々の豆に合った焙煎ができます!
豆のプロファイルを監修したのは、2013年に「World Coffee Roasting Championship」で優勝、現在は豆香洞コーヒーのオーナーを務める後藤直紀氏。
1つの豆に対して、浅煎り、中煎り、深煎りなどのプロファイルがされています。1つの豆の煎り度の違いによる味の違いも楽しみつつ、豆の種類によって異なる味も楽しめますね。イベントでは、実際に後藤氏が登壇し、煎り度による味の違いと豆による味の違いを体験できました。
同じ豆でも、浅煎りと深煎りでは、風味が異なりました。浅煎りは飲みやすく、深煎りだと、よりコーヒーの力強い味わいが引き出されていました。
焙煎機単体での発売ではなく、生豆とプロファイリングのセット販売のわけは、家庭で美味しく飲んでもらうため。
プロファイリングされている生豆は全36種類。季節ごとの4つのテーマに沿って、世界各国の豆を厳選しています。すべての豆は、生産者の顔が見えるシングルオリジン(単一原料)です。それらの豆の特徴を見極め、創りたいコーヒーをイメージし、その味が出せるようにプロの焙煎士がプロファイリングすることで、最高の一杯が自宅でも楽しめるという仕組み。
あえてマニュアル動作を搭載していない理由は、美味しいコーヒーを届けたいという開発者たちの思いからでした。
生豆パックは1袋200グラム。一見、高めの価格に思えますが、コーヒー1杯に使用する分量は約10グラムなので、コンビニで缶コーヒーを買うのとほぼ同額の計算になります。
生豆を焙煎する上で大切なことは「味作りをする」こと。ただ、挽きたての豆であれば美味しいというわけではないことがわかりました。
発売は4月上旬。パナソニックのショッピングサイト”Panasonic Store(パナソニックストア)”のみの販売となります。
価格:「スマートコーヒー焙煎機」(10万8000円)
生豆パック(1種200グラム入):3種セット(5940円/月)
2種セット(4104円/月)
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(文/&GP編集部)
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