スマホケースというと、家電量販店やスマホの専門店で買うイメージがありますが、今回紹介するのは、無印良品の「スマートフォン用防水ケース MJ-WPC1」です。
表面のシートは伸縮性の素材で、スマホ画面にしっかり貼り付きます。タッチパネルの操作が可能です。
ケースにスマホをセットしていきましょう。今回はiPhone 6sを使いましたが、137×71×7.0~12.5mmのスマホなら、Androidでも使えます。無印良品のホームページでは「iPhone 7非対応」と書かれていますが、実際にiPhone 7をケースに入れてみたところ、ホームボタンは問題なく押せました。iPhone 7は耐水仕様ですが、毎回水滴を拭き取る手間を考えると、こうしたケースに入れた方が楽です。ちなみに、背面が透明なのでケースに入れたままで写真撮影もできます。
3つのバックルをしっかり締めたら準備完了!
これでスマホをがっちりガードできました。見た目の安心感は抜群ですが、使い勝手はどうでしょう?
■ケースに水をかけてみた!
手始めに蛇口の水を直接スマホケースにかけてみました。普通のスマホならNG行為ですが、スマホケースに入れた状態ならどうでしょう?
バッチリ操作できました!
表面のシート越しだと少し操作しづらいですが、タッチパネルはちゃんと反応します。水に濡れてもスマホをガードでき、なおかつタッチ操作も可能なので、「お風呂で動画を視聴したい!」「仕事の電話がいつかかってくるかわからないので、水場でもスマホを手元に置いておきたい」といった人におすすめです。
少し残念なのが、音量調整や電源などのボタンがケース上からは操作できない点。また、ケースを完全に閉じると音が若干こもって聞こえるので、音質にこだわる人は物足りなく感じるかもしれません。
■お風呂に沈めてみた!
スマホユーザーが最も恐れる事故…、それは水没ではないでしょうか。防水加工のスマホケースは数多くありますが、実際に水に落としたとき本当にスマホを “ガード” してくれるか、気になるところです。
今回は、スマホをケースに入れた状態でお風呂に沈めてみました。
下の画像は、お風呂の底に沈めたスマホです。
お風呂からスマホを取り出すと……、
今回も問題なく操作できました! ただし、IPX7相当の防水処理が施されているとはいえスマホケースを故意に水没させるのは推奨できません。製品の説明書にも「水中には沈めないでください」とあります。
このスマホケースは、「うっかり水没させても大丈夫!」という “保険” として使うのがベストです。水没してもスマホが壊れないという安心感があれば、アウトドアでも安心してスマホを使えますね。
■2000円でお釣りがくるリーズナブルな価格
無印良品の「スマートフォン用防水ケース MJ-WPC1」ですが、お値段は1600円(税込)! スマホケースの多くが2000円以上で売られていることを考えると、低めの価格設定と言えます。
「表面のシートに汚れがつきやすい」「ケース本体が大きくて片手だと持ちにくい」といった短所はありますが、「スマホが水に濡れても大丈夫」という“お守り”として使うにはもってこいの製品です。
>> 無印良品「スマートフォン用防水ケース MJ-WPC1」
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(文/神戸紅実子)
編集プロダクション「ゴーズ」に所属。”平成生まれ昭和育ち”ながら、スマホやアプリに関する記事を若者文化に乗り遅れまいと執筆中。東横線ユーザーだが、ときどき中央線沿線にも出没する。
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