Vitantonio(ビタントニオ)が販売する「TWISTEA」は、茶葉から抽出した紅茶を、好みの濃さにキープできるタンブラーです。
紅茶の作り方は、茶葉をフィルターに入れ、お湯を注ぐだけ。フタをしっかり閉めタンブラーを上下逆さまにしましょう。紅茶が好みの濃さになったら、タンブラーをひねり、仕切弁を閉めます。タンブラー本体をひねることで、茶葉を入れるフィルターとお湯を分離する仕切弁が閉まり、茶葉の抽出を調整できます。
タンブラーをひねるには少し力がいります。握力の弱い人や女性はコツをつかむまで時間がかかりそう。また、外側からは仕切弁が閉まったか確認しづらいのが少し残念でした。
とはいえ、一度お湯を注いだタンブラー内で紅茶の濃さをキープできるのは大きな魅力。日本茶や中国茶なら、仕切弁を再度開いてお湯を注ぎ、2煎目、3煎目を作れて経済的。また、タンブラー部分は二重構造なので熱くなりにくく、持ちやすいのも高ポイントです。実売価格は2592円。
>> Vitantonio
■ひっくり返して濃さをキープ「T-Free」
タンブラーを上下逆さまにして、お茶の濃さをキープできるのがMacMa(マックマー)が販売する「T-Free」です。
フィルターに茶葉を入れ、お湯を注いだらタンブラーを引っくり返しましょう。好みの濃さになったら、タンブラーを再び引っくり返します。こうするとフィルター部分が上になり、茶葉とお湯が分離されてお茶が濃くなりません。
なお、タンブラー本体とフタ、フィルターを完全に分離できるのでお手入れが簡単! 実売価格は2376円です。
>> MacMa
【番外編】コーヒーの香りまで楽しめる「QAHWAコーヒータンブラー」
ここまで、タンブラーひとつでお気に入りのドリンクを作れる製品を紹介してきました。ここでは趣向を変えて、コーヒーの “温かさ” と “香り” を一度に楽しめるタンブラーを紹介します。
コーヒーを飲むとき、重要な要素のひとつが “香り” ですよね。コーヒーの香りはリラックス効果や集中力を高めるとされています。しかし、デスクにコーヒーを置くときはフタ付きのタンブラーを用いることが多く、その結果香りも閉じ込めることになってしまいます。
シービージャパンの販売する「QAHWAコーヒータンブラー」は、タンブラーにフタをしながら、香りもしっかり楽しめる製品です。
香りを楽しめる秘密は、フタ部分に空いた13個のアロマホールにあります。この穴があることで、フタを閉めた状態でもコーヒーの香りをかぐことができます。
なお、タンブラー本体は真空二重構造になっており、保温・保冷もバッチリ。作りたてのコーヒーと、新鮮な香りを楽しめる「QAHWAコーヒータンブラー」の実売価格は2700円です。
>> シービージャパン
仕事や外出先でほっとひと息つきたいとき、お気に入りのドリンクが手元にあるとうれしいですよね。新鮮なドリンクを時や場所を選ばず作れる “オールインワンタンブラー” で毎日のリラックスタイムをエンジョイしましょう!
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(取材・文/神戸紅実子)
編集プロダクション「ゴーズ」に所属。”平成生まれ昭和育ち”ながら、スマホやアプリに関する記事を若者文化に乗り遅れまいと執筆中。東横線ユーザーだが、ときどき中央線沿線にも出没する。