サンドリーヌさんも日本の食が好きで、普段から日本の調味料を愛用するほど。
今回は、若手優秀シェフによる和テイストの料理と、さまざまなボルドーの甘口ワインを合わせながらランチを楽しみました。
大豆麹+ズッキーニともろみ+ナス(左上)、まぐろ(右上)、牡蠣+黒胡椒(左下)、白いスイートコーン(右下)。
コクのあるチーズやブルーチーズと甘口ワインとのペアリングも定番です。
Château Clos Haut Peyraguey(シャトー・クロ・オー・ペラゲ)―Bommes
ボルドーの甘口産地を回りながら、色々なワインを飲みました!
家庭でも意外と手軽に楽しめる甘美な甘口ボルドーワインをお土産にしない手はありません。家族団らんの場で開けるもよし、ワイン持ち寄りパーティーに持参しても喜ばれます。記念ヴィンテージの甘口ボルドーを大事な人と飲めば、ロマンチック気分が盛り上がること間違いなし!
そして甘口ワインとの最も手軽なペアリングは、とろける甘さのあるフレッシュなフルーツやフルーツシャーベット!
■ボルドーに行ったらやっぱり「カヌレ」
ボルドー訪問でよりロマンチック気分に浸るなら、ボルドー市街にある商工会議所の夜のライトアップは必見です。手前の水面に建物が鏡のように映り、夢のような美しさです。
甘いお土産も忘れてはいけません。
ボルドーには、有名な焼菓子「カヌレ」があります。ワインの濾過に卵白を使うので、残った卵黄がカヌレの材料になります。ワインの街ボルドーならではのお菓子です。日本でも販売されていますが、せっかくですから、地元で手に入れたいもの。街中でも探せますが、ボルドーのメリニャック空港の売店、TGVが走るボルドー・サン・ジャン駅でも購入できます。カヌレ+ボルドーの甘口ワインも、オススメの組み合わせです。
今回、帰国の際に空港の店で買おうとしたところ、カヌレ型のチョコレートを見つけました。物珍しさもあり、チョコレートの方を買ってきました。見た目が本当にカヌレそっくり! チョコレートは色々なフレーバーがありました。
大事な方へのプレゼントにボルドーの甘口ワインを選べば、喜ばれること間違いありません。もちろん、バレンタインにも自信を持ってオススメします。
今年のバレンタインはこれで決まりですね。
※2016年9月取材
(取材協力:ボルドー&ボルドー・シュペリユール醸造家組合/Syndic des Sweet)
[関連記事]
【ボルドー取材記】ボルドーの街中でワイン体験&ワインショッピング!
【ボルドー取材記】憧れのシャトーに泊まるのは意外とカンタン!
(取材・文/綿引まゆみ)
ワイン専門誌や料理系雑誌での記事執筆をはじめ、日本ソムリエ協会webサイトのコラムなどを執筆。ワインセミナー、トークショー、海外のワインコンクール審査員など、幅広い活動を行なっている。チーズプロフェッショナル、ビアソムリエ、コーヒー&ティーアドバイザーの資格も所有。スイーツ好き。