バナナチョコクレープを作るには、バナナ、ホイップクリーム、チョコレートソースを用意します。
クレープ生地の上半分に薄切りしたバナナを載せ、全体にホイップクリームとチョコレートソースを載せます。下半分を上に折り、左端を右に、右端を左に折れば、バナナチョコクレープの完成! 多少クレープ皮を焼きすぎてしまっても、折ってしまえばあまりわかりません。
仕上げにアーモンドスライスを載せ、さらにチョコレートソースをかけると、カフェで食べるようなクレープに仕上がります。
実際に食べてみても大満足! クレープの生地はホットケーキミックスとは思えないような軽やかさがあり、バナナ、生クリーム、チョコレートソースとの相性も抜群です。
■おかず系クレープも好きなだけ楽しめる
せっかくなので、もう1つはおかず系のクレープにしてみます。
用意する食材は、コンビニのサラダチキン、アボカド、ベビーリーフ。サラダチキンとアボカドは薄切りにしておきます。
今回、ソースとして使用したのはわさびマヨ。マヨネーズにわざびを少し加え、もう少し洋風にするためにオリーブオイルも加えてみました。
まずはクレープ生地にソースを全体に薄く塗り、食材を上半分に載せます。あとは、下半分を上に折り、3つ折りにするだけ。これでサラダクレープの完成です!
食材は塩気があるのですが、クレープ生地に少し甘みがあり、ちょうどいい甘さと塩気のバランスが保たれています。ソースは少しだけわさびの風味がきいており、大人の味わいに。
クレープといえば子どものおやつだと思っている男性でも、このサラダクレープなら味もボリュームも大満足できるはず。ひと品で満足感があるので、朝ごはんにも良さそうですね。また、甘いクレープとしょっぱいクレープを好きなように作って楽しめるのも家で作るからこそのいいところですね。
■クレープパンはガレット作りもお手のもの
続いて、挑戦したのが「ガレット」です。ガレットはそば粉を使った生地を薄く焼き、そこに卵やハムを載せて食べる料理。そばの栽培がさかんなフランス・ブルターニュ地方が発祥地で、クレープの元となったのはガレットだと言われています。
ガレット作りで参考にしたのは、こちらのレシピです。
>> そば粉のガレット
6枚分のガレットの生地に使うのは、そば粉150g、塩小さじ4分の1、水250ml、溶き卵1個分。
ボウルにそば粉と塩を入れ、水100mlを少しずつ加えて、へらでよく混ぜます。少しまとまり始めたら残りの水と溶き卵を加えて、泡だて器でよく混ぜましょう。このとき、思った以上にもちもちした感じがしますが、これがそば粉ならではなんです。かき混ぜたあとは、冷蔵庫で1時間ほど休ませておきます。
2枚分の具に使うのは。ベーコン2枚、しめじ1パック、玉子2個、ピザ用チーズ大さじ6杯、トッピング具用のネギ少々。
フライパンを熱してオリーブオイル大さじ1杯を温め、ベーコンを強めの中火で焼きます。焼き色が付いたらしめじを加え、塩2つまみ、黒コショウ少々をふって、全体に焼き色が付いたらお皿に取り出します。
ガレットの生地を寝かせ終えたら、フライパンを中火で加熱。クレープと同じ要領で、お玉1杯分の生地を中央に流し込み、すばやくフライパンを傾けて薄く広げます。
しかし、クレープ以上にドロドロしたこの生地、思ったように広がりません。とにかく急いでお玉で広げていくことでなんとか対処しましょう。
生地の表面が少し乾き始めたら、記事の中央に先ほど炒めたベーコンとしめじ、さらにチーズで土手を作り、真ん中に卵を落とします。
あとは、生地の端がカリッとしてきたら四方の皮を内側に向けて織り込みます。このとき、思い切りよく折ることが大切です。そしてフライパンにフタをして、弱火でチーズが溶けるまで加熱します。
お皿に移し、ネギを振れば完成です。お好みで黒コショウもかけましょう。
思った以上に生地が厚くなってしまったので、お店で食べるガレットとは少し違う仕上がりでしたが、甘さがない生地はまさに食事用。これまでガレットは満腹になる印象がなかったのですが、ひとつ食べるとお腹いっぱいに。具材に決まりはないので、塩バターキャラメルとガレットを合わせて、スイーツとして楽しんでも構いません。