最新技術のなせる技!デジタルアートで日本一早いお花見!

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ネイキッド広報担当者によると、全体的な構成は大好評だった昨年冬のものを踏襲しながらも、プロジェクションマッピングのシミュレーションを、3Dソフトを使って制作したため、映像投影の質が上がり彩度が向上したという。

入場ゲートに設置された “FLOWER BOOK” の立体感は前回に比べるとぐっと迫ってくる表現が増し、さらに桜が覆いかぶさるように現れて幻想的だ。

「桜のアート空間 “桜彩(おうさい)” エリアでは、プロジェクションマッピングにあわせて、約15分に1回の風とスモークが自動で起動する演出で、より感動的な体験をしていただける春の空間をつくっています」(ネイキッド広報担当)

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技術的な注目ポイントは、“FROZEN FLOWERS” でのプログラム制御で、花のオブジェが蕾から咲くというオブジェ。しかし、どういった技術を使って表現しているかについては明言を避けている。

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「最新技術を見せることよりも、来訪される方がなるべくテクニカルな部分を意識せず楽しめるように心がけています。技術はどんな体験をしていただくのかという演出の下支えであり、逆に技術を感じさせないようにすることが、ネイキッドの表現における技術の発展だと考えています」(ネイキッド広報担当)

例えば、たんぽぽに息を吹きかけると美しい綿毛が舞い上がる“DANDELION CLOCKS” や壁の前に立つと来場者それぞれに合わせて花が咲く“MOSAIC FLOWERS” のバージョンアップ。ファッションデザイナーの丸山敬太さんが手がけた “春の精霊” と連動した精霊たちが会場内を舞い踊ると、通常のプロジェクションマッピングにさらに桜吹雪が舞う特別演出など、感動がさらに重なるように演出が加えられている。

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これにももちろん仕掛けがあるのだが、春の精霊たちが舞い踊る瞬間は限られたタイミング。香りの演出も加えられたデジタルアート空間に訪れた人間がその肉体で創り上げる美との融合をしっかり楽しもう。リアルとデジタルをさらに新たな仕掛けでアップデート。ぜひ2つのバージョンを見逃さないで。

会場中央には、好評だった日本生花三大流派の一つ、“いけばな草月流” 四代目家元・勅使河原茜さんとのコラボレーションによる新作 “立春” で和の雰囲気に。竹を130本、そのうち50本は16枚に割った1440枚の割竹が使用されている。

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このほか、会場内でしか購入できないオリジナルグッズや、花をモチーフにしたアクセサリーやスイーツなど、自宅でも春を愛でることができるグッズも販売されている。

1人で行くのもいいけれど、やっぱりここはできれば2人以上でお互いの写真を撮りあって楽しむのがおすすめ。

まだまだ寒暖差の激しい2月、室内で楽しめるお花見デートはいかが?

 

FLOWERS by NAKED 2017 -立春-
場所:日本橋三井ホール COREDO室町1 5F(エントランスは4F)
会期:2017年2月2日(木)~3月20日(月・祝)
営業時間:10:00~20:00
※入場は閉場の30分前まで ※会期中無休

入場料:
大人(高校生以上) 当日:1400円
小人(小・中学生) 当日:900円

>>「FLOWERS by NAKED 2017 -立春-」

 


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(取材・文/北本祐子

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