スマホ連携で挫折しない!「スマ単」は社会人向け暗記グッズです

「スマ単」には、12行と6行タイプのものがあります。 “一問一答”形式の単語カードを作りたい場合は、12行タイプのものをおすすめします。反対に、穴埋め問題や、C言語などを“みっちり”書きみたい場合は、縦幅の広い6行タイプがよいでしょう。

 

■書きやすいから手が疲れにくい!

今回は、12行タイプの「スマ単」を使い、英語の単語カードを作りました。

ノートを開き、左ページに英単語、右ページに日本語の答えを書いていきます。ノートはドット模様で、文字の体裁を整えやすい仕様。また、フラットに開けるので、書き込みもしやすかったです。

最も印象的だったのが、ノートの紙質。紙の上を滑るように書き込めました。学生のように暗記カードを作ったり、手で文字を書く機会が少ない社会人にとって、“手が疲れにくい”のはかなりの高ポイントです。これなら、暗記カードを作ることに疲れて、勉強そのものをやめてしまう、といった事態も防げそうです。

 

■ノートの単語を撮影して読み取る

書き込みを終えたら、スマホで撮影して単語カードを作成していきます。カードの作成には、「SmaTan」というアプリが必要です。

>> iPhone版「SmaTan」

>> Android版「SmaTan」

「SmaTan」を開いたら、「撮影」をタップ。ノートの四隅にある「T」が枠内に入るよう撮影します。「T」部分が隠れたり、汚してしまうとエラーが発生するので要注意です。

▲「Smatan」を開き、「撮影」をタップ(左)。「T」が枠内にあることを確認し、カメラのアイコンをタップする(右)

▲「SmaTan」を開き、「撮影」をタップ(左)。「T」が枠内にあることを確認し、カメラのアイコンをタップする(右)

▲保存する単語一覧が表示されるので、画面右上の「保存」をタップ(左)。「+」をタップする(右)

▲保存する単語一覧が表示されるので、画面右上の「保存」をタップ(左)。「+」をタップする(右)

▲フォルダ名を入力し、「作成」をタップ(左)。作成したフォルダ名が表示されるので、これをタップ(右)

これで、単語カードのフォルダを作成できました。

 

■知っている単語では「✔︎」に、知らない単語では「×」にカードをドラッグ

単語カードを作成したら、いよいよテストタイムです! 「SmaTan」を開き、「単語帳」をタップしてテストを開始しましょう。

フォルダを開くと、単語カードが1枚ずつ現れるので、意味が分かる場合は「✓」に、わからない場合は「✕」に、単語カードをドラッグしていきます。なお、単語カードの左上にある「A」をタップすると、答えを確認できます。なお、答えられなかった単語を絞って、再チャレンジすることも可能。

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▲わかる単語では「✔︎」に、わからない単語では「×」にカードをドラッグ(左)。「カードを絞る」→「✕のみ」の順にタップすると、わからなかった単語に再チャレンジできる

なお、フォルダごとに単語の正答率を知ることもできます。正答率の悪い単語を把握すれば、その単語に焦点を絞り学習できます。

▲アプリを開き、「フォルダ」→フォルダ名の順にタップ。「✓」と「✕」マークで、単語ごとの正答率がわかる(左)。「英語学習」画面の左下にあるグラフのアイコンをタップすると、正答率をグラフで確認することもできる(右)

 

■6行タイプには長い文章も書き込める!

6行タイプの「スマ単」は、縦幅が広いため、長い文章も楽に書き込めます。穴埋め形式の問題文を書き込んで、資格の勉強をすることも可能。字が大きのめの人や、視力の弱い人は、単語カードも6行タイプを使うとよいでしょう。

 

 

■勉強以外にも使えます!

「スマ単」は、工夫しだいで勉強以外にも使えます。ログノートのように“記録”目的なら、たっぷり書き込める6行タイプがおすすめです。

 

▼ログノートとして…

映画の半券や、特典などを左ページに貼り、右ページにその感想を書けばログノートとして活用できます。下の写真では、半券をテープで貼り付けて撮影しました。「スマ単」には、“書き込む”だけではなく、実物を“貼る”といった活用方法もあるんです! 記念品を貼ってスマホに記録すれば、楽しい思い出をいつでも振り返れます。

▲保存されたデータ

▼実物を“置いて”撮影できる

「スマ単」は、書き込んだり貼ったりすることができなくても、撮影さえできれば立体的なものも記録できます。下の写真では、左ページにスナックを置き、右ページに商品名を書いて撮影しました。

▲保存されたデータ

ここではスナックを使いましたが、メーカーに勤務していている人などは、商品の品番を覚えるのにも活用できます。

 

■“いつでもどこでも使える”から続く!

社会人にしろ、学生にしろ、勉強に挫折する原因は“続かないから”に尽きると思います。せっかく単語カードを作っても、“まとまって勉強する時間がない” “単語カードを家に置いてきてしまった”などの理由で、手に取る機会すら減ってしまう人も多いでしょう。

「スマ単」なら、現代人の必須ツールとも言えるスマホを“単語カード化”することで、いつでもどこでも学習を始められます。こうしたすきま時間で、学習の“積み重ね”ができる点が、「スマ単」最大の特徴と言えます。

「スマ単」の販売価格は、12行タイプ、6行タイプともに486円。これまで資格の勉強を投げ出してしまった人も、「スマ単」を味方に再トライしてみませんか?

>> ぺんてる

 


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(取材・文/神戸紅実子

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かんべくみこ/エディター、ライター

編集プロダクション「ゴーズ」に所属。”平成生まれ昭和育ち”ながら、スマホやアプリに関する記事を若者文化に乗り遅れまいと執筆中。東横線ユーザーだが、ときどき中央線沿線にも出没する。

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