「プレシジョンカッター(Precision Cutter)」は、ペン型フォルムが特徴的なカッターです。持ちやすく、刃先を鉛筆のように走らせられるので、思い通りの形に紙を切れます。刃物に関しては「使い勝手が良い=ケガのリスクが少ない」ともいえるので、安全面でも高ポイントの製品です。
また、刃先が1.5mmしか出ていないため、物理的にもケガを防止できます。キャップを付けてペンケースにしまえば、ほかの文具を傷つける心配もありません。ちなみに、セラミック製の刃なので、長く使えて経済的。
アメリカのカッターメーカー「Slice」の製品なだけに、デザインも○。ペンケースに1本入れておけば、“おしゃれ度”が増すかもしれません。実売価格は1800円前後です。
>> 日海KMO
■使いたい長さに切り取って使う“ふせん”
「PENtONE (ペントネ)」は、ペンサイズのケースに、3色のふせんが入った製品。本体からふせんを引っ張り、ミシン目で切り取って使います。切り取る長さを調節できるので、何種類ものふせんを持ち歩く必要がありません。また、ふせんがプラスチックのケースに収納されているので、ペンケースに入れても汚れにくいのも特徴です。
気になる箇所に “ペタッ”と貼って自由な書き込みができるふせんは、ノートや手帳を活用するうえで、必要不可欠なツールです。通常のふせんは、ペンケースに入れておくと「のりの部分に汚れが付く」「紙の部分が折れてしまう」「かさばりやすい」といった問題がありましたが、「PENtONE (ペントネ)」ならふせんの便利さはそのままに、スマートな収納が可能です。価格は799円。替えのふせんは3本1セット486円で購入できます。
>> カンミ堂
■“立てて”収納できるペンケース
ここまで紹介した“ペン型文具”を収納するのにおすすめなのが、“ペンスタンド”としても使用できるペンケース「ネオクリッツ」。使う際は、ファスナーを開けて本体の上部をくるりとめくります。本体の下部に芯が入っているので、しっかり自立させられるので、カフェのテーブルなど狭い場所で作業をしたいときに便利です。
本体に付いたポケットには、名刺やシャープペンの替え芯といった小物類も収納可能。
フラットサイズの場合、ファスナーを閉めると厚さ20mmまで薄くなります。ペンも15本収前後収納できるので、必要な文房具をまとめておけば、かさばることなくカバンに収納できます。
価格はフラットで1404円。他にもレギュラー、ラージ、ミニがラインナップされています。
>> コクヨ
文房具は、毎日使うからこそ、持ち運びやすいものがベスト! 文房具をスマートに携帯すれば、どんな場所も“仕事場”にすることができそうですね。
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(取材・文/神戸紅実子)
編集プロダクション「ゴーズ」に所属。”平成生まれ昭和育ち”ながら、スマホやアプリに関する記事を若者文化に乗り遅れまいと執筆中。東横線ユーザーだが、ときどき中央線沿線にも出没する。