パリパリおこげもお手の物!「バーミキュラ ライスポット」でいろんな料理を作ってみた

バーミキュラ ライスポットには「保温モード」があるので、低温で時間をかけて調理したい料理にも役立ちます。低温調理といえば、炊飯器での調理も話題になった「ローストビーフ」ですね。


4人分の材料は下記のとおりです。

  • 牛の塊肉 500~700g
  • 塩 小さじ1
  • ブラックペッパー 小さじ1
  • サラダ油 大さじ1

【グレービーソース】

  • 玉ねぎ 1/2個(すりおろす)
  • にんにく 小1片(すりおろす)
  • 赤ワイン 大さじ3
  • しょうゆ 大さじ3
  • はちみつ 大さじ2
  • ローリエ 1枚

牛肉に塩、ブラックペッパーを刷り込んだら、下ごしらえはOK。

ポットに何も入れずに中火で加熱し、「炒めOK」の表示が出たらサラダ油を入れます。牛肉の表面を各面1分ずつくらい焼いたら、肉汁を閉じ込めるように全体にしっかりと焼き色を付けていきましょう。

焼き色が付いたら牛肉を取り出し、ポットにグレービーソースの材料を入れ、フタを開けたまま中火で加熱。煮立ってきたら牛肉を戻し、ポット内でソースとよく絡めましょう。フタをして中火のまま1分間加熱し、続いて70℃で60分保温します。

保温が完了したら牛肉を取り出して粗熱が取れるのを待ちます。少し冷めたら薄く切ってお皿に盛り付け、ソースをかけて完成です。

これまでに炊飯器でしかローストビーフを作ったことがない筆者としては、過去最高の仕上がり! レシピブックのソースがおいしいのはもちろんですが、お肉の火のとおり具合がちょうどいい塩梅です。

また、肉を焼くときにフライパンが必要ないのもバーミキュラ ライスポットの強い火力のおかげ。炊飯器で作るときのように保温するのにお湯を用意しなくていいですし、とにかく調理後の洗い物はグッと減りました。

■鋳物鍋の入門モデルとしてぴったり

 

今回、複数の献立を作ってみて、唯一手間がかかると感じたのは鍋の手入れです。鍋とフタの密着度を高めるために接触部分はホーロー加工がされていないので、1週間ほど使った段階で少しサビが出てしまいました。

サビつきを防ぐには、ポットを洗ったあとにずぐに乾いた布で水気を拭き取らなければなりません。また、ポットに長時間食材を入れておく場合は、薄く食用油を塗っておくなどの対策も必要です。普段使っている鍋よりも少しメンテナンスは必要ですが、バーミキュラはリペアサービスも行っています。高い調理道具であるぶん、アフターケアもしっかりしているのはありがたいですね。

バーミキュラ ライスポットは、炊飯器としてだけでなく、調理道具としての高いポテンシャルも秘めています。調理においては時短家電というよりは、手間を省くための家電です。これまでバーミキュラの鍋を使ったことがない人が、その使い勝手の良さを知るための“入門モデル”であり、料理好きにとっては料理がもっと楽しくなる“玄人向けモデル”でもあります。1台で何役もこなしてくれるバーミキュラ ライスポットは今こそ買いの調理家電といえるでしょう、

>> バーミキュラ ライスポット

 


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(料理・文・写真/今西絢美

いまにしあやみ/エディター、ライター

いまにしあやみ/エディター、ライター

編集プロダクション「ゴーズ」所属。スマートフォンなどのデジタル製品を中心に、アプリや関連サービスに関する記事をウェブや雑誌で執筆中。趣味は食べ歩きで、食にまつわるサービスや製品のチェックがライフワーク。

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