我が家の炊飯器では炊飯開始から40分が経過しても終了しなかったので、強制的に炊飯を終えました。加熱中からハーブのいい香りが漂っていたのですが、完成後にフタを開けるとやっぱりいい香り! そして水分は、多すぎず少なすぎず、ちょうど良さそうです。
ここまで辛くなる調味料を一切加えていませんでしたが、加熱時に輪切りにした唐辛子を少し加えるのが一般的な調理法です。とはいえ、子どもや辛いものが苦手な人がいる場合、最初から辛くするのははばかられます。そこで、今回は自分が取り分けた分に七味唐辛子をかけて食べてみました。
筆者はそこまで辛いものが得意ではないので、唐辛子以外の薬味も入った七味を選びましたが、より辛さを求める人は一味がおすすめ。もちろんチリパウダーをかけても構いません。
さっそくコンビニでゲットしたトルティーヤのスナック菓子に載せていただきます! …トマトソースの酸味と挽き肉の旨みが口いっぱいに広がります。そして、あとからふわっと七味唐辛子の辛味がやってきて、ただ辛いだけじゃないのがいいですね。具材もきちんと煮込まれていますし、申し分のない出来栄えです。これはビールがどんどん進んで困る!
今回は分量的に豆がメインになっている印象でしたが、挽き肉の量をもう少し増やしたり、ちょっと荒目の挽き肉を使うことで、より肉のジューシーさが際立つはず。
また、トルティーヤチップスと合わせるだけでなく、ごはんの上にレタスとチリコンカンを載せてチーズをトッピングすれば、タコライス風にもなります。ファーストフード店のように、フライドポテトのトッピングとして食べるのもおいしそうです。
チリコンカンは野菜、肉、豆類をノンオイルで摂取できる健康的な料理です。組み合わせ方も自由自在なこのレシピ、晩酌やホームパーティーでぜひお試しください!
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(料理・文・写真/今西絢美)
編集プロダクション「ゴーズ」所属。スマートフォンなどのデジタル製品を中心に、アプリや関連サービスに関する記事をウェブや雑誌で執筆中。趣味は食べ歩きで、食にまつわるサービスや製品のチェックがライフワーク。