モルジブの首都マレ。離島に行くハネムーナーたちをはじめ、ダイビングを楽しむ人などが利用する空港でもある。インド洋に浮かぶモルジブは環礁からなる国で、それぞれの島(環礁)に「首都の島」「刑務所の島」「工場の島」「リゾートの島」など役割が決まっている場合が多い。そして空港があるところは当然「空港の島」なのだ。
マレ国際空港の正式名称はイブラヒム・ナシル国際空港。首都の島とは目と鼻の先ではあるが、渡し船が空港と首都の間を行き来している。そのためターミナルビルを出ると目の前は船着き場があり、高級ホテルへ行くクルーザーや乗り合い船などが停まっている。また旅客ターミナルビルを挟んで滑走路の反対側には、水上飛行機専用ターミナルがあり、その湾内に水上飛行機専用の仮想滑走路があるのも特徴だ。
■島が狭いため誘導路がない!
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