Apple Watch Series 2は「Apple Pay」に対応。コンビニや駅の改札で「ピッ」とリーダーに掲げれば、サイフ替わりに利用できます。首都圏では、これがとにかく便利なんです。
Apple Payは「Suica」「iD」「QUICPay」
例えば、コンビニで昼食を買うとき、電車に乗るとき、自動販売機でお茶を買うとき、サイフを取り出す必要はありません。腕をかざして「ピッ」とやるだけ。それこそランニングの際には、小銭を持ち歩く必要はありません。
ちなみに、電子マネーのチャージは「Suica」アプリから、登録したクレジットカードで行います。また、Suicaの新規発行や定期券の更新も「Suica」や「Wallet」アプリから可能。
また、Apple Payは使ってみたいけれどiPhone 7を持っていないという人もいるでしょう。その場合も、iPhone 5以降の端末であれば、Apple Watch Series 2でApple Payを利用可能です。
一点、注意したいのは、電源がオフになっている状態ではApple Payが利用できないということ。毎晩確実に充電するために、専用スタンドなどを設置して、就寝時の置き場所を確立しておくのがオススメです。
スマートウォッチといえば、バッテリー持ちについての懸念がつきもの。しかし、筆者の体感ではApple Watch Series 2の電池持ちはかなり良いと言えます。さすがに丸2日間は持ちませんが、1.5日はいける印象。ワークアウトやApple Payなどのアプリを使用する上では、朝から晩まで、ほとんど電池切れの心配はありません。
(4)ファッションとしても万能
腕時計でありがちなこととして、稀に「服に合わない」という事態が生じます。フォーマルからカジュアルまで、万能に使える腕時計は少ないもの。
しかし、Apple Watchの利点は、どんな場面でも使えること。文字盤は自由にカスタマイズできますし、容易にバンドも交換できます。
文字盤にはいろいろな種類がありますが、使い勝手を向上させるポイントは「コンプリケーション」(文字盤上に表示される情報やアプリショートカットなど)をいかに配置するかということ。知りたい情報を常に表示させれば、時短に繋がります。例えば、頻繁に利用するアプリへのショートカットを配置したり、海外旅行中に日本時間を表示させたりするわけです。
バンドは純正・サードパーティ製ともに、さまざまな種類を展開しています。「今日はジャケットスタイルだから金属にしよう」「運動するからスポーツバンドに」「赤いTシャツだから赤いバンドに」。替えバンドを買い足せば、さまざまなシーンでオシャレを楽しめます。
また、初対面の人と会ったときなど、「Apple Watch使っているんですか?」「使い心地どうですか?」なんて話が弾むこともしばしば。アイスブレイクの話題として、営業ツールにもなりますよ。