音楽配信も聴けるように!?スマホで操作できるハイレゾプレーヤー

高品位な音を気軽に楽しめるモデルとして企画された「private」には、カジュアルに使うための様々な設計となっている。まずは、W63×H94×D15 mmのボディというコンパクトさ。そのボディには、2.4インチのタッチパネル ディスプレイを採用し、片手で持ちやすく操作しやすい。

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▲コンパクトで軽量(120g)。さらに片手で操作できるディスプレイサイズ

内蔵ストレージは16GBと一般的なサイズだが、microSDのカードスロットを2つ備えているのも嬉しい。最大で416GBまで拡張できるから、ハイレゾ音源でもデータ容量を気にすることなく、どんどん蓄積できるのだ。

また、同社のアプリ「Pioneer DuoRemote App」に対応。そのため、本体を鞄の中から引っ張りださずとも、いつも手元にあるスマートフォン(iOS/Android対応)で操作できるのだ。

■バランス接続対応のイヤホンも同時発表

なお発表会では、privateの上位機に位置づけられるオンキヨー「rubato DP-S1」も発表された。

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▲オンキヨー「rubato DP-S1」。予想実勢価格は4万5000円前後で、3月中旬に発売予定

また、ハイレゾ対応のイヤホン3モデルもリリース。イヤホンは、いずれも密閉型インナーイヤーヘッドホン。中でも特筆すべきモデルは、「SE-CH5BL」。左右のチャンネルセパレーションに優れた径2.5mmの4極バランス端子を採用し、前述したバランス出力可能なデジタルオーディオプレーヤー「private XDP-30R」と合わせて使えば、より上質なサウンドを堪能できる。

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▲パイオニア「SE-CH5BL」。予想実勢価格は1万2000円前後で、3月中旬の発売予定

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▲径2.5mmの4極バランス端子を採用

高音質を実現するベースはしっかりと押さえつつ、さらにバランス回路を採用し、バランス出入力を可能にしたパイオニアの「private」と「SE-CH5BL」。このデジタルポータブルプレーヤーとイヤホンは、コストパフォーマンスに優れたモデルとして、新たなスタンダード(標準)を打ち立てたのだ。

>> オンキヨー&パイオニアイノベーションズ

 


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(取材・文/河原塚英信)

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