レンジで7分!簡単に本格"おだし”が取れるキットを試してみた

「レンジで美味しいおだし」は、だしの具材を入れる「こし網」と、だしを溜めるプラスチック容器がひとつになった製品です。

ここでは、昆布とかつお節の「合わせだし」を作っていきます。まずは、こし網に、4cm角に切った昆布と、かつお節を入れます。

▲かつおと昆布の合わせだしの場合、最初に昆布を入れ、その上にかつお節を入れる

▲かつおと昆布の合わせだしの場合、最初に昆布を入れ、その上にかつお節を入れる

次に、水を入れた容器にこし網をセットします。勢いよく入れると水があふれるので、ゆっくり入れましょう。

具材が水に浸ったら、電子レンジで7分間加熱します。

電子レンジから容器を取り出したら、こし網を引き上げます。こし網を45度回転させ、容器の上に固定しましょう。こうすると、こし網に残っただしを完全に落としきれます。

005

これで、合わせだしの完成です。鍋を使わずだしを取れるので、コンロが一口しかない家でも重宝しますね。

 

■お手軽! だしを使った簡単料理

だしを使った料理と言うと難しいイメージがあります。でも、せっかく簡単にだしを取ったのだから、料理も気軽に楽しみたいですよね。ここでは、だしに一手間加えるだけで作れる料理を紹介。毎日の食事に一品足したいとき、お試しください。

 

▼かつおと昆布の合わせだしにしょう油をプラス

かつおと昆布の合わせだしに、濃口しょう油小さじ1、塩少々を加えると、あっという間にお吸い物が完成。お麩や三つ葉を乗せると、高級感ある一品になります。しょう油のしょっぱさのなかに、かつおと昆布の風味が生きる上品な味を楽しみましょう。「インスタントのお吸い物は味が濃すぎて苦手」という人にもおすすめです。

 

▼昆布だしをご飯にかけて…

こし網に昆布を入れ、昆布だしを作ります。出来上がっただしをご飯にかけたら、塩を振っていただきましょう。昆布だしがメインの具材の味を引き立て、お米や具材本来の味をたっぷり味わえます。

また、「食欲がないとき、ご飯をお茶漬けにして食べる」という人は、お茶の代わりに昆布だしを使うことをおすすめします。お茶漬けほど味が濃くないので、無理なく食べられますよ。

 

▼かつおだしと味噌を混ぜると…

「おしい味噌汁を飲みたい…。だけど、味噌を溶くのが面倒」そんな人におすすめなのが、お椀ひとつで作れる味噌汁です。お椀に味噌大さじ1を入れ、かつお節で取っただしを注ぎよく混ぜるだけと作り方はとっても簡単。

豆腐やネギなどの具材をトッピングしたら出来上がりです。

味噌がダマにならないか心配でしたが、鍋から作るのと変わらない一品に仕上がりました。洗い物を増やしたくないときにも、おすすめの一品です。

 

■余っただし、どうやって保存する?

だしを作っても、きちんと保存しないと風味を損なってしまいます。ここでは、冷蔵・冷凍2種類の保存方法を紹介。それぞれのメリット・デメリットを知って、自分に合った保存方法を見つけましょう。

 

▼冷蔵保存の場合

冷蔵保存の場合、保存期間が2日間程度と短いのが特徴。その一方、使いたいときにすぐ取り出せるので、家でよく料理をする人におすすめです。作っただしをよく冷ましたら、ピッチャーやタッパーに入れ冷蔵庫で保存しましょう。

また、「レンジで美味しいおだし」本体も、こし網を外し、付属のフタをしめることで一時的な保存容器として利用できます。

 

▼冷凍保存の場合

だしを冷凍保存すると、最大で3週間程度の保存が可能です。週末に料理を楽しむ人には、この保存方法がよいでしょう。だしは、ジップロックや製氷器などに入れ、冷凍庫で保存します。

▲製氷器に入れただしは、冷凍後ジップロックに入れ替えよう

▲製氷器に入れただしは、冷凍後ジップロックに入れ替えよう

使うときは、調理する前日に冷蔵庫へ移動すれば、一晩で解凍できます。保存期間は長いものの、冷凍庫の匂いを吸収して風味を損なうこともあるので、なるべくはやく使いきりましょう。

 

今回は、「レンジで美味しいおだし」を使い、かつおと昆布のだしを作りましたが、ほかにも煮干しや干し椎茸など、さまざまな具材でだしを取ることができます。レンジで7分加熱するだけで本格的なおだしが取れる本製品。いつもの料理に風味と高級感をプラスしたいとき、使ってみてはいかがでしょうか。販売価格は1944円です。

>> 曙産業

 


[関連記事]
”食べるしょうゆ” をかけるだけ!帰宅後に作れる時短レシピ5選

かつお節への想いは日本共通「かつお節ソムリエの道」【本誌連載企画】

春こそ美味しい季節です!パパッと食べられる「早春の味」5品


(取材・文/神戸紅実子

kambe_profile

かんべくみこ/エディター、ライター

編集プロダクション「ゴーズ」に所属。”平成生まれ昭和育ち”ながら、スマホやアプリに関する記事を若者文化に乗り遅れまいと執筆中。東横線ユーザーだが、ときどき中央線沿線にも出没する。

トップページヘ

この記事のタイトルとURLをコピーする