HSBC プルミエ・ラウンジは、コンフォート・ラウンジに行くときと同様、国際ターミナルのフードコートの入り口にある上りエスカレーターを使って向かいます。
エスカレーターを昇ると、HSBCプルミエ・ラウンジは本当に目の前。ロゴマークもわかりやすいので、迷うことはありません。
目の前の受付でプライオリティパスを出すと、ボーディングパスも一緒に提示するように言われました。ラウンジによって提示するものが異なるようですね。
スムーズな受付ができるよう、プライオリティパスだけでなく、パスポートとボーディングパスはすぐに取り出せるようにしておくといいでしょう。
早朝だったこともあるかもしれませんが、ラウンジ内はとても空いていました。
スペースは、お隣のコンフォート・ラウンジより若干広いかもしれません。椅子やテーブルはスタイリッシュなデザインで、コンフォート・ラウンジよりも整然と配置されていました。ちょっとお堅い空気感が漂います。
そうした雰囲気のせいなのか、ここでは皆、お行儀よく座り、コーヒーを飲みながら静かにパソコンを叩いている。そんな様子の人が多い印象でした。
コーヒーや紅茶などのホットドリンクは、カウンターでセルフで淹れます。
冷たい飲み物は、大きなパックのジュースやミネラルウォーターから、やはりセルフで注ぎます。
セルフカウンターにトルコのワインが並んでいました。
さきほどのコンフォート・ラウンジではビールを飲んだので、ここではワインを飲んでみましょう。朝早い時間ですが、こうして並んでいるのですから、試さないわけにはいきません。
ワインは自分で好きな量を注ぎます。グラスがイマイチなのが残念ですが、ロゼワインを選んでみました。
フードコーナーを見てみると、ミニトマト、オリーブ、キュウリ、チーズと、種類はそれほど多くありません。上の棚にはサンドイッチがありました。
サンドイッチ類はひとつのボリュームがしっかりあります。1個食べるとお腹がいっぱいになりそうなサイズで、具材もたっぷり入っているようです。フードの種類が少ない分、サンドイッチでガッツリどうぞ、というスタンスなのでしょうか?
ここのサンドイッチは私には大きいので、残念ながらパスです。
その代わり、甘党の私の目は別のところに吸い寄せられました。
野菜コーナーの上に置かれていたクッキーをはじめ、たくさんのスイーツ類がある!
サンドイッチは入りませんが、甘いものは別腹に入ります(笑)。
ということで、ロゼワインとスイーツを楽しみました。ロゼはフルーティーで軽やかな辛口なので、飲みやすく、サンドイッチに合わせる場合も、ロゼがいいと思います。
ここは空いているし(時間帯によるのかもしれませんが、早朝は空いていました)、静かで落ち着くので、じっくりスイーツ三昧したい方にお勧めです。
もちろん、電源も確保でき、無料Wi-Fiも繋がり、ラウンジとしての基本的な条件は満たしています。
ただし、ここでは持ち出せるサイズのペットボトルの水は置いていません。そのため、先ほどまでいた隣のコンフォート・ラウンジに戻り、500mlのペットボトルの水をもらってきました。この2つは目と鼻の先にありますから、ハシゴするにはもってこいです(笑)。
▼HSBC Premier Lounge ―Istanbul Ataturk Havalimani
営業時間:24時間.
所在地:国際ターミナル内、パスポートコントロール後の中二階(Mezzanine Floor)
利用条件:最大4時間まで/禁煙
設備:ソフトドリンク/アルコール類/軽食/テレビ/新聞&雑誌/フライトインフォメーションモニター/Wi-Fi/インターネット/FAX
※リポート内容は2016年11月時、ラウンジデータは2017年3月現在のものです。
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(取材・文/綿引まゆみ)
ワイン専門誌や料理系雑誌での記事執筆をはじめ、日本ソムリエ協会webサイトのコラムなどを執筆。ワインセミナー、トークショー、海外のワインコンクール審査員など、幅広い活動を行なっている。チーズプロフェッショナル、ビアソムリエ、コーヒー&ティーアドバイザーの資格も所有。スイーツ好き。
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