UMAMI BURGERは2009年、ロサンゼルスに1号店をオープン。この6年で5つの州で25店舗を展開しています。日本語の ”うま味” に由来する店名は、肉のうま味を最大限に引き出す調理法を確立したことから名付けられました。調理法を編み出したのは、創業者のアダム・フライシュマンさんです。
海外初出店となる「UMAMI BURGER 青山店」では、アメリカで提供されているメニューの中から日本人の味覚に合うものをピックアップ。店名を冠した「UMAMI BURGER」は外せないですね。
UMAMI BURGERで共通して使われているバンズは、ポルトガルのふんわりとした甘みのあるパンをイメージして作られています。そのふわふわバンズに対し、当日朝に粗びきして作ったパテとローストトマト、椎茸、パルメザン、キャラメルオニオンをサンド。使用しているケチャップにはトリュフオイルが混ぜ込んであり、肉汁の甘みと甘めのケチャップが口のなかで混ざり合って激ウマ! 肉の焼き方はリクエスト可能ですが、ミディアムレアがおすすめだそうです。
トリュフをさらに使った「TRUFFLE BURGER」は、オリジナルのチーズにトリュフを混ぜ合わせてリッチな味わいに。例の友人が本国アメリカで必ず頼むメニューでもあります。
日本上陸にあたり、限定メニューで登場するのが「SAMURAI BURGER」と「U-nami BURGER」。
SAMURAI BURGERにはパテにテリヤキソースをからめ、レンコンやなめこなど日本ではお馴染みを一緒に挟み込んでいます。隠し味にワサビを加えることで、甘いテリヤキソースの味わいのアクセントを演出しています。
U-nami BURGERは、夕波、つまり海のバーガー。白身の真鱈のフライに自家製タルタルソースを合わせ、こちらにも隠し味としてカレーを加えています。
いずれのメニューもボリューム感はもちろん、味のハーモニーにこだわって作られていると感じました。
店内にはテーブル席、ボックス席のほか、中央にバーカウンターがあり、カクテルやクラフトビール、ウイスキーなど、アルコールメニューも豊富にそろっています。
営業時間は、朝11時から夜11時まで。夜の深い時間帯まで営業しているので、お酒のつまみにハンバーガーというのも楽しめます。
店内のデザインは、アメリカよりもちょっとシックなトーンになっています。
オープンからしばらくはかなりの行列が続くでしょうが、並ぶ価値はアリですね。
東京都港区北青山3-15-5 Portofino内
営業時間:11:00a.m.~11:00p.m
店舗面積:170㎡
席数:70席
アクセス:地下鉄表参道駅B5出口から徒歩約3分
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(取材・文/北本祐子)
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