実は私、以前からマツダのコンパクトカーづくりの巧みさを、密かにリスペクトしておりました。
初代「デミオ」は、機械式駐車場に入るギリギリの高さまで車高を上げ、車内空間を広げたトールワゴン。コンパクトカーはヒロインだ! じゃなく、広いんだ! と感心しました。
2代目デミオでは、上位モデルに使うのと同じダンパーを、贅沢に投入。コンパクトカーの乗り心地なんてこんなもの…そんな諦めから解放してくれました。
3代目デミオでは、大型化傾向にあったコンパクトカーの中で、あえてダウンサイジングを敢行。やっぱりコンパクトカーはこうでなきゃ! と改心じゃなく、感心させてくれました。
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