これが家電で作れるの?と言いたくなる炊飯器とスチームオーブンレンジ

まず「スチーム&可変圧力IHジャー炊飯器 SR-SPX107/187」の特徴から。パナソニックの炊飯器の特徴である、2つのIHコイルを使った内対流と外対流による“Wおどり炊き”は健在。さらに圧力をかけることで高温加熱し、激しい対流でお米を“おどらせ”ます。

▲従来より甘みが約10%、もちもち感が約9%向上

この「SR-SPX107/187」には、新機能として“加圧追い炊き”を搭載。炊飯工程の追い炊き時にも加圧・高温化することで、より甘み・旨味・もちもち感が引き出されるとのこと。ご飯の甘みは従来の約1.7倍となり、シリーズ歴代最高に。また、甘み・旨みを支える内釜の蓄熱効果を高める「新 ダイヤモンド竈釜」、加圧減圧することで釜内を高温洗浄できる「新 お手入れ機能」を搭載することで、さらなる使いやすさを提案しています。

▲想定価格は「SR-SPX107」(5.5合炊き)で11万円前後、「SR-SPX187」(1升炊き)が11万5000円前後

また“銘柄炊き分けコンシェルジュ”も同製品の特徴で、てんたかく(富山)・夢しずく(佐賀)・いのちの壱:龍の瞳(岐阜)・金色の風(岩手)の4銘柄を追加して、全部で50銘柄に対応。さまざまな銘柄米の特性に合わせて自動で炊き上げてくれるので、よりおいしく食べられます。当日は実際に、ゆめぴりか(北海道)・金色の風(岩手)・あきたこまち(秋田)・新之助(新潟)が試食できました。

▲最初に食べたのは「あきたこまち」。甘み・旨み・粘り・歯ごたえなど、食感のバランスが良くあっさりしていました

▲各銘柄のご飯が試食できるブースも。「ゆめぴりか」は、ほどよい粘りと甘み、つややかな美しさ。「金色の風」は、一口目に粘り、そして甘みを感じて噛むとさらっと溶けて喉に通る。「新之助」は、ほぐれやすいが粘りが強い甘みが強いのが特徴

▲パナソニック 炊飯器技術部 ライスレディ 加古さおりさんも登壇。1つの炊飯器を開発するためにおよそ3トンもの米を炊くという徹底ぶり。そして米の産地に行き、どういった味のごはんが理想なのかをヒアリングするなど、炊飯器にかける思いを語った

実際、口に運ぶとおいしいご飯ほど、違いが分かるものもありません。ほとんどの日本人が毎日食べるお米だからこそ、こだわりたいと感じる内容でした。

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