【体験】アウトドアなら「SUV」5つの理由

必要な荷物さえ積めればぶっちゃけどんなクルマでもアウトドアを楽しむことはできます。僕も25年以上にわたり、ステーションワゴンやSUVはもちろんコンパクトカーやオープンカーなど、様々なタイプのクルマでアウトドアライフを楽しんできました。

「SUVがいいな」と感じる瞬間は、アウトドアシーンのふとした瞬間に現れるもの。ひとつひとつは小さなことかもしれませんが、ほかのものだとできないことができる。それを何度も繰り返すうちに「やっぱりいいな」という思いが強くなる。クルマをはじめ道具への愛着ってこうやって生まれてゆくのでしょう。

WEBを見ていたらちょうど日産がワクテク搭載車の1泊無料モニターキャンペーンをやっていたので、エクストレイルを借り出し“やっぱりSUVがいい”理由を考察してみました。

■理由1 キャンプ場では最低地上高が高いほうがいい
日産エクストレイルsuvアウトドアキャンプ

芝生、土、砂利敷きなど、地面はキャンプ場によりさまざま。共通しているのは雨が降ると地面の状態が大きく変わることです。傾斜があると雨水が流れて地面がえぐられ、大きな轍ができることも珍しくありません。

普通のクルマだとうっかり轍にハマりアンダーフロアを“ガンッ!”とやってしまう可能性があります。最低地上高が高いSUVならそのリスクを大幅に軽減できます。またキャンプ場の夜は真っ暗になるため注意していても大きめの石や低い切り株を見落としてしまうこともあります。最低地上高が高くアプローチアングルやデパーチャアングルが十分に取られているSUVならバンパー下部を“ガリッ!”とやってしまう可能性も低くなります。

僕も何度か経験しましたが、“ガンッ!”や“ガリッ!”をやると最悪……。せっかく遊びに来たのにココロはブルー。でも友人や家族は案外クルマのことなど気にしないから思い切りキャンプを楽しみます。「せっかくみんなで遊びに来たのにいつまでもウジウジして……小さいやつだな」両者の心の溝はなかなか埋まらないため、地獄のアウトドアライフに……。

■理由2 荷物は整然と積めたほうが便利
日産エクストレイルsuvキャンプアウトドア

サイズに制限があるコンパクトカーは、基本的に車高を高くし荷物を積み重ねることで積載性を高めています。これでも荷物を運搬する観点では問題ありません。でも誰かが「バッグから出したいものがあるんだけど」と言った瞬間に大騒ぎです。一度荷物を全部出して、必要なものを出したら荷物を積み直す……。テトリスのようにいくつもの荷物を荷室に積め込んだときなどは、一度降ろすとなぜか2度目は全部積めないなんてことも。

荷室の奥行きがあるSUVは写真のように荷物を縦に並べて積めるので、必要なバッグだけ出せばOK。荷物が多い遊びの場合、本当に楽なんですよね。テント設営でも必要なものだけ出せばいいから、雨がぱらついてきても荷物を濡らさずにすみますよ。

■理由3 4WDだといざというときに安心
日産エクストレイルsuvキャンプアウトドア

雪山に行くわけではないからアウトドアを楽しむ上で2WDだって何の問題もありません。ただキャンプを続けていると設備の整ったファミリーキャンプ場だけでなく、人に知られていない小さなキャンプ場で静かに過ごしたくなることがあります。

このようなキャンプ場は県道などからそれ、林道を何kmも進んだ場所にあることが多いんですよね。すると俄然4WDが威力を発揮します。急勾配のぬかるんだ道、すぐ横が崖で滑ると危険な道が現れても4WDなら安心感があります(もちろん慎重に進まないとだめですよ)。

ポイントは全幅が1900mmに迫るLサイズのSUVより1800mm前後のMサイズSUVのほうが利便性が高いこと。なぜなら山奥の林道では小さな崖崩れで木の枝が幾重にもはみ出していることがあるんです。横は崖で枝を避けるとクルマごと落ちてしまう……。僕もこのような場面に出くわし、納車3日目のLサイズボディのクルマを傷だらけにした苦い記憶があります。

■理由4 見晴らしがいいから道中の渋滞でも精神的に楽
日産エクストレイルsuvキャンプアウトドア

都会からアウトドアライフを楽しみに出かけるとき、走行ルートの大半は高速道路になりますよね。観光地に向かう週末の高速道路で渋滞は避けられません。

これはミニバンにも共通することですが、アイポイントが高いクルマは一般的なクルマにくらべて遠くの状況を確認しやすいため、渋滞の中でも精神的な疲労が少なくてすみます。キャンプ場に向かうときももちろんですが、たっぷり遊んで同乗者が疲れて寝ている帰路の運転で効いてくる気がします。

■理由5 キャンプ場での“存在感”がアウトドアライフを盛り上げる
日産エクストレイルsuvキャンプアウトドア

これまで実用面からSUVのメリットを考察してきましたが、タフな雰囲気を醸し出すスタイルも重要です。テントとタープで基地を作り家族や仲間と焚火を囲み語らうとき、視界に入るのが普通のクルマよりSUVのほうが気持ちいい。アウトドアという“非日常”を味わう上で、見た目は大切な要素なんですよね。

サイトを照らすという実用面だけ考えれば電池式のLEDランタンだって機能は果たしてくれます。青白い光だと食事がおいしそうに見えないという弱点がありますが、今はアンバーな灯りのLEDランタンもたくさん出ています。LEDランタンは手軽に使えて便利ですが、それでもマントルが灯されるガソリンランタンやガスランタンのほうがキャンプサイトの雰囲気は良くなるし、隣のサイトのテーブルにModel 200AやModel 335が置かれているのを見ると自分も欲しいなと感じるもの。

アウトドアギアは愛着を持ち長く使い続けたくなることも大切な機能です。SUVにはそんな“道具としての魅力”が詰まっているとキャンプに行くたびに感じます。「自分もいつかはSUVでアウトドアに」と感じているなら、思い切って最初からSUVを選んで長く使ってみるのもアリですよ。

■番外編 エクストレイルを使って分かったアウトドアで便利なワクテク装備
日産エクストレイルsuvキャンプアウトドアワクテク

今回1泊2日でエクストレイルを借りてみて、搭載される先進機能はアウトドアライフでもかなり使えることがわかりました。中でもよかったのがアラウンドビューモニター。クルマを真上から見下ろしているような映像を表示できるアレです。CMでは車庫入れなどで便利と言っていますね。

SUVは車高が高い分、後方やサイドの下のほうの状況が確認しづらくなります。キャンプサイトではテントにクルマを寄せたいとき、石や切り株が周囲にないかを見るときに便利でした。林道で対向車とすれ違うときの状況確認にも役立ちそうです。

エクストレイルの1泊2日無料モニターキャンペーンは現在も続いているので、SUVが気になる人は実際にアウトドアライフを楽しんでみるチャンスですよ。

(文/高橋 満 BRIDGE MAN・写真/畠中和久)

ワクテク1泊2日無料モニターへの応募はこちら
http://www2.nissan.co.jp/EVENT/WAKUTEKU/TAIKAN/

《今回乗ったクルマ》
日産 エクストレイル ブラックエクストリーマーX エマージェンシーブレーキパッケージ
車両本体価格:280万4760円
全長×全幅×全高:4670mm×1820mm×1715mm
ホイールベース:2705mm 車両重量:1510kg
駆動方式:4WD トランスミッション:CVT
エンジン:直列4気筒DOHC 総排気量:1997cc
最高出力:108k・W(147ps)/6000rpm
最大トルク:207N・m(21.1kg-m)/4400rpm
使用燃料:無鉛レギュラー タンク容量:60L
タイヤサイズ:225/65R17 最小回転半径:5.6m
問:日産自動車 0120-315-232
※試乗車のグレードとは異なる場合がございますので、ご了承ください。

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