■360度回転するヘッド
「クルティア」は、大きめのクレヨンのようなフォルムの修正テープ。本体を右方向にひねると、テープを繰り出す“ヘッド”が現れる仕組みです。
▲本体を右方向に回すとヘッドが出てくる
▲これが360度回転するヘッド
この360度回転するヘッドこそが、「クルティア」最大の特徴。一般的な修正テープは、ヘッド部分が固定されているため、「角度が変わるとテープを引きづらい」「文字の上にうまくテープを引けない」という使いづらさがありました。一方、「クルティア」は、ヘッドが360度回転するのでタテヨコどちらの方向もスムーズな修正が可能です。
▲横方向に修正した場合
▲同じ持ち方で縦方向に修正した場合
また、一般的な修正テープの場合、テープを引く方向を変えるたびに本体を持ち替える必要がありました。「クルティア」は手の動きに合わせてヘッドが回転するので、本体は持ったままでテープの向きが変わります。
■手ブレしても軌道修正しやすい！
修正テープで文字を消しているとき、テープの方向がズレてしまうことがあります。元の位置に戻そうとしたらテープがちぎれ、うまく文字が消せないことも。そんな理由から修正テープを敬遠している人も多いのでは？
ヘッドが360度回転する「クルティア」なら、一般的な修正テープよりも紙面をうまくとらえられます。そのため、テープを引いている最中に軌道がズレても元の位置に戻しやすく、テープがちぎれずに文字そのものをしっかり修正できます。
▲一般的な修正テープ（左）と「クルティア」（右）
■自立するので机の上でもジャマになりくい！
「クルティア」は直径23mm×高さ65mmのコンパクトサイズ。手のひらにすっぽり収まる大きさなので、筆箱に入れて持ち運びやすい。また、底辺が平らなので本体を自立させられます。
デスクの上に立てて置けば、省スペース効果もアリ。使っていないときに転がる心配もなさそうです。
急な角度変更や修正箇所の軌道変更が“苦手”とされてきた修正テープ。「クルティア」は、ヘッド部分を360度回転させることで、そんな修正テープの弱点を見事解決しました。いままで修正テープをうまく使えなくて“修正液派”だった人も、「クルティア」なら手を汚さずに修正作業ができそうです。販売価格は248円。なお、テープを使い切ったら、詰め替え用の専用テープ（162円）で補充できますよ。
>> ゼブラ「クルティア」
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（取材・文／神戸紅実子）
かんべくみこ／エディター、ライター
編集プロダクション「ゴーズ」に所属。”平成生まれ昭和育ち”ながら、スマホやアプリに関する記事を若者文化に乗り遅れまいと執筆中。東横線ユーザーだが、ときどき中央線沿線にも出没する。
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