1989年にユーノス「ロードスター」として誕生。昨2016年に4世代目となるND型で累計生産台数100万台を達成したマツダ「ロードスター」。
日本国内はもちろん、世界各国のファンから支持を集めるオープン2シータースポーツであることは周知の事実ですが、はてさて気がついてみれば、ND型はオリジナルのソフトトップ仕様「ロードスター」に加え、電動リトラクタブルハードトップを備えた「ロードスターRF」、そしてフィアット版/アバルト版の「124スパイダー」といった具合に、今では(ちょっとした)一大ファミリーを形成しています。
さらに、装備や内外装トリムといったグレード展開まで考えると、相当なバリエーションが用意されているではありませんか。ご自身の趣味や用途に合わせ、ベストなロードスターが選べるという、なんともうれしい状況ではありますが「実際、モデルごとにどんな違いがあるの?」という疑問を感じている方も多いのではないかと思います。
かくいう私もそのひとり。今回は、マツダのロードスター2モデルで伊豆半島をぐるっと長距離ドライブするチャンスに恵まれましたので、その時の印象をレポートしたいと思います。