SIMフリースマホ「HUAWEI nova」に向く人、「HUAWEI nova lite」に向く人

■カメラの画質には差が感じられた

両機のカメラで実際に写真を撮影してみました。下記3枚の写真は左側がnova、右側がnova liteとなります。

余白の色味に注目すると、nova liteの方が全体的に青みかかっているのが分かります。また、ミニカーの写真を比べると、novaの方がコントラストが高くなっています。

▲左がnova、右がnova liteのカメラアプリの動画解像度設定画面

動画の画質にも差があります。novaの方が最大解像度が高く、手ブレ補正も利用できる(HD画質以下の場合のみ)ようになっています。

カメラを頻繁に使う場合には、「nova」を選んだ方がメリットが多そうですね。

 

■au通信網の通信対応にも差が

ネットワーク対応についても差がありました。下記画像の赤字部分がnovaのみの対応項目となります。

▲通信方式の比較

B18はauが使用する800MHzの周波数帯(プラチナバンド)です。au VoLTEにはソフトウェアアップデートで対応。キャリアアグリゲーションにも対応予定となっています。

NTTドコモ・au回線問わずに使えるのはnovaの方というわけですね。

 

■まとめ

au回線を使用する格安SIMでは、nova一択ですが、NTTドコモ回線のサービスでは、nova liteも検討してよいでしょう。

IIJmioのホームページを参考にすると、novaの価格は一括3万4800円(税抜、以下同)、nova liteは一括1万9800円。価格差は1万5000円あります。

デザインについては、novaの方が筐体の質感が良く、感じられる人が多いでしょう。

ディスプレイはnova liteの方が大きいですが、画質はnovaの方が優位です。ただし、目を凝らして比較しなければ、そこまで差は目立ちません。

一方、カメラの性能にはそこそこ差があります。SNSなどへの写真投稿が多い人は、novaの方がオススメです。

>> ファーウェイ

 


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(取材・文/井上 晃

いのうえあきら/ライター

いのうえあきら/ライター

スマートフォン関連の記事を中心に、スマートウォッチ、ウエアラブルデバイス、ロボットなど、多岐にわたる記事を雑誌やWebメディアへ寄稿。雑誌・ムックの編集にも携わる。モットーは「実際に触った・見た人だけが分かる情報を伝える」こと。編集プロダクション「ゴーズ」所属。

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