■手で簡単に切れる
「ふしぎテープSP」第1の特徴は、“手で簡単に切れる” こと。引っ越しや大掃除で荷物をまとめるとき、強度の高い紐やテープを使いますよね。しかし、そういった製品は、強度に比例してハサミで切るのも一苦労、ということが多かったり。
「ふしぎテープSP」なら、テープを縦方向に引けば簡単に切れます。
ハサミやカッターが必要ないので、慌ただしい片付けの現場でケガのリスクも減らせそう。
■テープ同士がくっつくので結ぶ必要なし!
第2の特徴は、“テープ同士が自然にくっつく” こと。荷物をまとめ終わったとき、テープのはじめと終わりを重ねれば、テープ同士が離れることはありません。
紐でまとめるときのように、荷物がバラバラにならない結び方を覚える必要もなし。荷物をまとめるときは、つい紐を多く切ってしまいがちですが、「ふしぎテープSP」ならテープの両端を重ねるだけでいいので、必要以上にテープを切ってしまうこともありません。
また、テープ同士の “くっつく” 特性を利用すれば、荷物を固定しながらまとめられます。新聞紙をまとめる場合は2回ほど、ダンボールのようにかさばるものの場合は3~4回テープを巻けば、しっかり固定できます。
ちなみに、「ふしぎテープSP」はテープ上に文字を書き込めます。廃棄の日付や、分別方法を書き込めば、ゴミ出しするときに便利ですよ。
■掃除だけじゃない! 整理整頓にも活用しよう
「ふしぎテープSP」が “くっつく” のはテープ同士だけ。そのため、まとめたものにテープの跡がついたり、テープを巻いた部分が破れたりする心配もありません。この特性を利用すれば、捨てるものだけでなく、身の周りのものをまとめられそうです。
一例ですが、もらったままにしがちな名刺を「ふしぎテープSP」でまとめてみました。ゴムで名刺をまとめる人も多いと思いますが、「ふしぎテープSP」を使うと跡も残らず、しっかりまとめられました。
「ふしぎテープSP」の前身は、光ファイバーケーブルなどをまとめる産業用テープだそうです。そのため、コードのようにデリケートなものにも使えます。名刺や、これから使う予定の書類、延長コードなど、テープを使うのがためらわれたような製品にも、破損の心配もなくどんどん利用できます。
■濡れてもOK 食べ物もまとめられる
「ふしぎテープSP」の素材は、水に濡れても弱らないようになっています。そのため、水分の多い野菜をまとめることも可能です。デスク周りだけでなく、冷蔵庫の整理整頓にも活用できそう。
テープ同士をくっつけられる「ふしぎテープSP」ですが、くっつけたテープは先端から簡単にはがせて、数回程度の再利用も可能。販売価格は1巻637円と、通常のテープより高めですが、数回使えることを考えればコスパは良いのではないでしょうか。
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(取材・文/神戸紅実子)
編集プロダクション「ゴーズ」に所属。”平成生まれ昭和育ち”ながら、スマホやアプリに関する記事を若者文化に乗り遅れまいと執筆中。東横線ユーザーだが、ときどき中央線沿線にも出没する。
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