iPhoneでフルセグが見られる!テレビっ子待望のチューナーを使ってみた

■とにかく小さいから持ち運びが簡単

出先で視聴することを考えると、気になるのはサイズ感。PIX-DT350Nは、幅47.8mm ×奥行き31mm×高さ9.1mm、重さ約15gという、非常にコンパクトなサイズが魅力です。カバンやポケットに入れてもまったく邪魔になりません。

使用時はiPhoneから給電されるので、充電は不要。わざわざ充電ケーブルなどを持ち歩かなくていいので、気軽に使えそうですね。

 

■Lightningコネクタに挿すだけで視聴できる

それではさっそくPIX-DT350Nを使ってみたいと思います。

iPhoneのLightningコネクタにPIX-DT350Nを差し込むと、アプリのインストールの有無を問われるので、そのまま「App Store」を起動し、「モバイルTV(StationTV)」をダウンロードします。

アプリを起動したら、本体のアンテナを伸ばしましょう。「動作履歴の送信について」の画面が表示されるので「次へ」をタップ。続いて、利用する地域を選択し、「スキャン開始」をタップしてチャンネルを読み込みます。

読み込みが完了すれば、フルセグ/ワンセグで放送中の番組が視聴できます。初期設定ではフルセグとワンセグの切り替えが自動で行われる設定になっており、世田谷区内の弊社では室内でもフルセグでの視聴が可能でした。

「ワンセグ」は、画面の小さいモバイル機器向けの地上デジタル放送のことで、ハイビジョン対応テレビ向けの放送を「フルセグ」といいます。フルセグは高精細な映像を楽しめますが、受信エリアが限られているので、移動時の視聴には向きません。実際、室内でもフルセグの電波が届きやすい場所と届きにくい場所がありました。ワンセグの場合、画質が劣るものの、受信エリアが広く、移動時でも映像が途切れにくいのが利点です。

チャンネルを切り替えるには、画面を左右にスワイプし、見たいチャンネルを選択します。難しい操作はとくに必要なく、これなら誰でもスムーズに使えそうです。
 

【次ページ】番組録画は可能だがメインの機能ではない

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